ROYです。こんにちは😊

確か1993年の秋だったと記憶してますが、日本ビクターが初めて実施した「中国語初級研修」に参加しました。

昨日も書きましたが、僕は当時ビクターエンタテインメント国際部で韓国を除くアジア地域を担当していました。

中国は権利に対する意識が低く、特に音楽ソフトを扱うレコード会社としてはなかなか大変なことも多かったのですが、当時は日本ビクターとしても中国を将来の大きなマーケットと捉え、グループ全体での取り組みの一環としての社員研修でした。

当時は八王子に日本ビクターの研修センターがあり、そこで泊まり込みで実施されたのですが、講師は趙先生という上海出身の女性の先生でした。

全くの初歩からだったので、正直言うと既に勉強していた僕には易し過ぎたのですが、初体験の方々は大変だったと思います。最初は拼音字母という中国語の発音表記を覚えるところから始まりますが、声調の四声や音節のパターンなど覚えなければならない点が沢山あります。

趙先生は上海出身でいらしたので、若干発音にクセがあり、その点を指摘したところ、その後模範発音を任されました😅 全くイヤな生徒だったと思います。(笑)

その研修で一緒になった日本ビクターの先輩の方からこんなことを言われました。

「上阪さん、本書いたらどう?”日本語の七不思議〜アイウエオの謎”とか。売れると思うよ!」

その時は「あ、そのタイトルなかなかいいな!」と思ったのですが、それから何にもしないまま四半世紀経ってしまいました…😅