\\LITTLE WING 2nd//-2012041709250000.jpg

\\LITTLE WING 2nd//-2012041709270000.jpg

\\LITTLE WING 2nd//-2012041709270001.jpg

今週のナルトより。イタチとカブトのやり取り。

イタチ
「自分を知るということは 全てを成し完璧になることではないと 今やっと分かる」
「…それは己に何ができ 何ができないかを知ることだ」

カブト
「負け犬らしい方便だね できないことを認めろと… あきらめろってことかい?」

イタチ
「違う 己ができない事を許すことができるようになることだ」
「全てができないからこそそれを補ってくれる仲間がいる 己が本来できたであろうことをないがしろにしないためにもな」
「自分が何者か知りたければ本当の自分を見つめ直し認めることだ」
「オレはそれに失敗した… 皆に嘘をつき己自身にも嘘をついて己をごまかしてきた」
「己自身を認めてやることができない奴は失敗する かつてのオレのようにな」


前の職場でいつしか思うようになった。精神的にも肉体的にも辛くて辞めたいと。その旨を伝えた事は何度かあるけれども、その度、先輩から「今辞めらたら困る」と引き留められたりとか、「今辞めたら一生後悔するぞ」とか言われて、本当は明日からでも来たくないのに「わかりました」と心と裏腹な返答して仕事していたけど、その時は全然仕事に身が入ってなかったな、と思い出した。先輩の言うことも分かるし、本当にそうなのだと頭では分かっているのだけど、心がもう悲鳴を上げてたな、と。

あの時は「自分には何もできない」って思ってた。やる事やる事失敗が多くて。何か新しい事教わって、「じゃあ次は1人でやってみろ」って言われてからやると、大抵1回は失敗する。それでイップスになることもしばしば。フォアグラなどの高級食材をグラム誤差なく切り出すのに、手早くやらなきゃいけないわけですが、庖丁持ったまま固まって、しまいにゃ過呼吸になりそうになる。
そうならないようにするには、何度も何度も同じ作業を繰り返して、身体に染み込ませなくてはいけないわけだけど、失敗が怖くて手を伸ばすことすらしなくなってしまうようになりました。

「なんだ、できないのか?じゃあ俺がやるからお前は洗い物でもしてろ!」
「…すいません」
「お前の『すいません』は聞きあきたよ」
「…すいません」

それでは前に進めない。
やるか、やらないか、やれないか。
特に、やらないか、やれないかの差は大きい。初めての事でもやってみる。やってみてできなかったのなら、次こそはと考える。やれなかったのなら、やれるようになるように練習なり何なりをすれば良い。
ハナからやらないのでは自分の成長を止めてしまう。

それを前の職場で学びました。
まだ乗り越え切れていない壁ではありますが、そのことを伝えたい人が今の職場に1人居るんです。でも上手く伝えられない。もしかしたら伝えきれないまま僕は去るかも知れない…
間違って伝わるよりは良いのかなぁ?と考えたりもしますが…

1回でできてしまうか、何度もやらなきゃ覚えられないかは人それぞれですが、大事なのはトライする勇気なのだと思うのです。伝えたい人も少しは変わったかなと思ったけど、喉元過ぎて熱さを忘れてしまったような感じ。どうしたものか。

難しいな。


前の職場を去ったあと、某○'zの人が知人を招くための隠れ家レストランを作るからと、スタッフ呼び掛けをされた事がありますが、その時の自分の力量では、賓客をもてなせるだけの技術も知識もないのでお断りしました。(今も技術ないけど)
今の自分にできる事。それを真摯に見つめた上でお断りさせていただきました。最終目的地からも離れそうな気もしましたし。(まぁ、逃げたわけですが)

前の職場を辞めたいと悩んでいたとき、親友に言われたこと。

「何をしたいかを考える前に、自分には何ができるのかを確認しな。面接でも『あなたは我が社にどんな形で貢献できますか?』って聞かれるぞ。その時に自分の事知ってる奴の方が強い。時にはハッタリもな。入ってしまってから仕事覚えたって良いんだから」


昨夜、「最近どうよ?」って、久々に親友からメール来て。僕も最近連絡取ろうとしてたからちょっとびっくり。で、今週のナルト。何かのリズムが揃ったんだろうな、と。


敵を知り、己を知れば、百戦危うからず。

そゆことだよね。