先日の川崎フロンターレと名古屋グランパスの試合後、場外戦が勃発している模様。

 

名古屋フロントの対応に過失があったのは事実ですが、既に罰金も払っており、今後Jリーグ全体として議論すべき問題ではあるけれど、済んだ話です。

名古屋の選手自らが延期を望んだわけではなく、戦力が整わない中意欲を燃やしていた選手がほとんどだったかと思います。戦力が整わないことにより出番が生まれる選手もいるわけです。

 

レベルは違えど少年サッカーもこの2年半、幾度となくコロナで各種大会・試合が中止や延期となっていますが、選手たちはいつも100%張り切って万全の準備をしており、サッカーを愛する人間として試合をしたい、戦いたい強い気持ちを持っています。

試合前夜や当日急遽流れた試合も数知れず、その時の選手(子ども)たちの失意を何度も目の当たりにしてきました。

すべては主催側・チーム上層部の判断で決まることであり、それをグラウンドに持ち込むのはフェアではないというよりお門違いである。

 

「到底納得できない」という言葉を指揮官始め、一部サポーターの方も繰り返していますが、水曜日の試合に勝っていればスルーした件を、勝ち切れなかったから名古屋のせいにしているように見えます。

が、実際の試合内容はどうでしたか?

試合前には川崎を応援する人が多かったかもしれません。

が、あの試合を現地なり映像で観て、試合後に川崎のファンが増えたでしょうか?

 

騒げば騒ぐほど、これまでの強くてクールでイケメンな最強軍団のイメージが消え、名古屋のファンが増える気がします。

 

どのチームにも困難はつきものですよね。

横浜も、チーム要の西村が当面不在の状況ですし、8月13日の湘南戦が台風で流れて振り替えられた為、9月以降、中2~3日が基本の過密スケジュールになっています。

サガン鳥栖など、そもそも強豪チームではない中ようやく育った有力選手が悉く移籍する流れが出来上がっています。(今季暫定7位と健闘中!)

 

川崎が本当に強いのなら、この後必ず勝ち上がってくるでしょう。そして、その実績も実力もあると思います。横浜サポとしては、その方が面白いしそんな展開を楽しみにしています。

 

場外戦はこの辺りで終わりにし、選手が全力で戦う眩しい姿をサッカーファンみんなで楽しみたいものです。