世紀末美術、「ヴァロットン—黒と白」展に訪れました。
ヴァロットンの作品は、初めての鑑賞でした。
感激したのは、黒と白のみで作り出された世界。
特にデザインセンス溢れる黒で表現する版画絵は虜になってしましました。
アートというか、グラフィックデザインと感じました。
とにかくカッコよくて、憧れます。
戦争の中の苦悩やその時代を生き抜いたヴァロットンの想いも伝わってきました。
このデザイン素晴らしいので
連れて帰りました。
この辺りは
いつもウエディングの撮影で
美しい花嫁さんをみると
幸せな気持ちになります。
この日は、5.6組でした。

夕暮れ時の館内。

 

 

 

 

 

19世紀末のパリで活躍したナビ派の画家フェリックス・ヴァロットン(1865-1925)は、黒一色の革新的な木版画で名声を得ました。独特の視点と多様な表現、そして卓越したデザインセンスをもつヴァロットン作品は、まるで解けない謎のように今でも私たちを魅了してやみません。中でも真骨頂ともいえるのが、木版画です。
三菱一号館美術館は、世界有数のヴァロットン版画コレクションを誇ります。希少性の高い連作〈アンティミテ〉〈楽器〉〈万国博覧会〉〈これが戦争だ!〉の揃いのほか、約180点のコレクションを一挙初公開します。黒と白のみで作り出された世界に焦点をあて、未だ捉えきることができないヴァロットンの魅力に迫ります。また、同館と2009年より姉妹館提携を行うトゥールーズ=ロートレック美術館開館100周年を記念した、ロートレックとの特別関連展示も併せてお楽しみください。

 

ヴァロットン―黒と白

会期: 2022年10月29日(土)〜2023年1月29日(日)

主催: 三菱一号館美術館、日本経済新聞社