昨日は台風一過で朝から快晴で、湿度も低かったので洗濯物があっという間に乾きました。一年中昨日のような天候だと良いんですけど、そうもいかないですね。

 

それではお参りした神社を紹介します。今回より6月5日にお参りした神社を紹介します。

最初に紹介するのは東京都新宿区新宿の花園神社です。新宿の繁華街に鎮座しており、近くには伊勢丹新宿店や新宿ゴールデン街などがあります。

○御祭神
倉稲魂命、日本武尊、受持神

○由緒
花園神社は、徳川家康の江戸開府(1603)以前から新宿の総鎮守として重要な位置を占めていました。徳川氏が武蔵野国に入った1590年より前に、大和吉野山より勧請されたとされています。
花園神社は寛永年代(1624~1644)までは現在の場所より約250メートル南、今の伊勢丹デパートの付近にありました。しかし、寛政年代に朝倉筑後守という旗本がこの周辺に下屋敷を拝領したため、社地は朝倉氏の下屋敷の中に囲い込まれてしまったのです。そこで幕府に訴えたところ、現在の場所を拝領することになりました。その場所は、徳川御三家(将軍家に次いで格の高い尾張藩・紀州藩・水戸藩)筆頭の尾張藩下屋敷の庭の一部で、たくさんの花が咲き乱れていたそうです。この美しい花園の跡に移転したので花園稲荷神社と呼ばれたのが社名の由来とされています。
初めて史料に花園神社の名が登場するのは、享和3年(1803)のこと。大火に遭った社殿復興を願って内藤新宿町より奉納された額面に「花園社」と記されていました。「花園」という名称が正式なものになるのはずっと後代のことで、稲荷神社または三光院稲荷とも呼ばれ、さらに江戸時代には地名にちなんで四谷追分稲荷とも呼ばれていたようです。
三光院稲荷と呼ばれたのは、明治維新以前には神仏習合により神社と仏教寺院が同時に祀られることが多く、花園神社も真義真言宗豊山派愛染院の別院である三光院が合祀され、住職が別当(管理職)を兼ねる慣わしだったためであるといわれています。
しかし、その三光院は明治元年 (1868)3月に維新政府が祭政一致の方針に基づき神仏分離令を発布し、廃仏毀釈が進む中で花園神社と分離され、本尊は愛染院に納めて廃絶となりました。
明治に入ると、「村社稲荷神社」が正式名称とされました。これは神名帳を提出した際に、誤って花園の文字を書き漏らし、「稲荷神社」で届出をしてしまったからだそうです。
しかし、江戸時代から当神社は「花園社」と呼ばれており、単に「稲荷神社」といえば総本山である伏見稲荷神社を指すのが一般的で紛らわしいことから、大正5年1月25日、当時の社掌・鳥居成功と氏子総代・坂田寅三郎ら13人が東京府知事に対し社号の改名願を提出しました。この社号改名願は同年2月26日に許可され、「花園稲荷神社」となったのです。
さらに昭和40年に、それまで末社だった大鳥神社を御社殿建替えと共に本社に合祀したことから、ようやく「花園神社」が正式名称となりました。
(花園神社ホームページより)

 

〇社号標

明治通り沿いに建っております。旧社名の花園稲荷神社と書かれております。

 

〇鳥居

社号標の後方、参道を少し進んだ所に建っております。

 

手前には狛犬があります。

 

○芸能浅間神社

鳥居の右手奥に境内社の芸能浅間神社があります。

 

芸能関係から多くの奉納があり、見知った名前をチラホラ見かけます。

 

社号標は某大物演歌歌手から奉納されたものです。

 

こちらは富士塚の手前にある藤圭子さんの歌碑です。 

 

こちらは富士塚のそばにある二宮金次郎像です。元は四谷第五小学校にありましたが、児童数の減少により廃校となった際、こちらに移されました。ちなみに四谷第五小学校の旧校舎は吉本興業東京本部となっております。

 

こちらは富士塚のそばにある井戸です。戦前にも井戸はあったものの、戦後に埋め立てられましたが、テレビの企画で再び井戸が掘られ、再興されたそうです。

 

〇手水舎

参道の左手にあります。

 

水口はセンサー式になっており、手を近づけると手水が出てきます。

 

〇威徳稲荷神社

手水舎の向かい側に境内社の威徳稲荷神社があります。

 

鳥居をくぐった先に本殿が鎮座しております。

 

社殿を覆う屋根には何やらご立派なものが…。

 

威徳稲荷神社の水盤には水口となる蛇口からホースとパイプを伝って手水が出ておりましたが、柄杓は見当たりませんでした。

 

〇神楽殿と宝物殿

参道を進むと右手には神楽殿が、左手には宝物殿があります。

 

〇雷電稲荷神社の社号標

神楽殿の左手に建っております。雷電稲荷神社は昭和3年(1928年)4月、花園神社に合祀されましたが、その後、新宿四丁目の都立新宿高校の隣そばに鳥居と社殿が再建されました。

 

〇社殿

参道を進み、石段を上った先に花園神社の拝殿が鎮座しております。

 

拝殿のそばには現在は使用されていない水盤がありました。

 

こちらは本殿です。

 

○裏参道

花園神社の社殿左手は裏参道になっております。

 

こちらは裏参道の鳥居脇にある狛犬です。

 

裏参道を出ると新宿ゴールデン街があります。

 

○納め大明神

拝殿前にある納札所です。

 

○社務所

拝殿の右手にあります。

 

〇御朱印

拝殿右手の社務所で頂きました。

 

〇南参道

御朱印を頂いた後、靖国通りに繋がる南参道を通りました。南参道には鳥居が三基建っており、こちらは三の鳥居となります。

 

南参道はビルに挟まれております。

 

南参道の途中には旧社名となる花園稲荷神社の社号標が建っております。

 

南参道の二の鳥居です。

 

南参道の狛犬です。

 

靖国通り沿いに出ました。一の鳥居と社号標が建っております。

 

こちらの社号標は現社名の花園神社と書かれております。

 

 

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