神社を巡る際、自家用車を所有していないので主に列車を利用しておりますが、どうしても気になるのは運賃。当然ですが、自宅から遠くの神社へ行くにはそれなりに運賃も高くなってしまいます。

少しでも運賃を浮かせるにはどうしたら良いか…。それは、各鉄道会社が販売しているお得なきっぷです。という事で、過去に利用したおトクなきっぷを不定期になりますが紹介していきたいと思います。

最初に紹介するのはJR東日本が販売している都区内パスです。通年販売しており、東京23区内のJR線の普通列車を一日乗り放題できるきっぷです。価格は760円となります。


マルス端末(指定席券売機)で発券した都区内パスです。利用可能エリアが書かれております。


こちらは自動券売機で発券した都区内パスです。縦向きになっておりますが、こちらも利用可能エリアが書かれております。尚、こちらは2019年10月1日の消費税改定前に購入したものです。

都区内のJR線を利用するのに便利なきっぷです。ただし、都区内パスの利用可能エリアは初乗り料金が140円(IC料金は136円)なので、元を取るにはそれなりの回数・距離を利用しなければなりません。

2019年9月1日よりSuicaに都区内パスの情報を搭載させる事が出来るようになっております。利点としては、都区内パスのエリア外に乗り越した場合、Suicaにチャージ残高があれば自動改札でSuicaをタッチした時点でIC料金による乗り越し精算が完了する事です。

従来のきっぷタイプの場合はエリア外の自動改札を通る事は出来ないのは勿論の事、のりこし精算機で精算を行う事も出来ません。そのため、有人改札で精算を行う必要があります。しかも、有人改札で精算を行う場合、Suicaのチャージ残高で乗り越し料金を支払う場合でもきっぷの料金を支払わなければなりません。

精算の手間が省けるのでSuicaに情報を搭載した方が便利ですが、お手持ちのSuicaに都区内パスの情報を搭載する際、きっぷタイプに印字されている内容がSuicaにも印字されます。繰り返し使用した場合、Suica定期券同様、汚れてしまいそうですが、汚れたら交換してもらえば良いかと思います。

また、Suica定期券や東京臨海高速鉄道が発行したりんかいSuica、東京モノレールが発行したモノレールSuica、JR東日本以外で発行したICカードなどは都区内パスの情報を搭載する事が出来ません。詳しくはJR東日本の下記ページを参照下さい。