前回からの続きです。
心配ばかりしている女性が
おじいさんと息子のことを心配しています。
特に、息子には、
どうやったら馬に乗せないで済むかと
頭を悩ませているようです。
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ある日のことです。
また、女性が
お地蔵さんのところにやってきました。
「息子が馬に乗って、
他の人の乗っとる馬に、後ろから
ぶつかってしもた!」
(ぶつかってしまった)
「でも、馬はかすり傷で済んでな、
人も軽い怪我で済んだんよ。」
(でも、馬はかすり傷で済んでね、
人も軽い怪我で済んだのよ)
「その人がいい人でな、許してくれるって。」
お地蔵さんは、やはり静かに聴いています。
「ほやのに、町奉行が来てな」
(それなのに、町奉行が来てね)
「毎日、毎日、奉行所によばれて
話をきかれてな」
「町奉行っていやらしいな」
(町奉行って嫌なひとだね)
お地蔵さんは、鼻をぴくりと動かしました。
でも静かに聴いています。
数日たったある日のことです。
「ぶつかったんは、息子の前方不注意と
スピード出し過ぎやったって。」
(ぶつかった原因は、息子の前方不注意と
スピードを出し過ぎてたからだって)
「ほやから、罰があるって。
馬に乗ったらいかんって言われるかもしれん!」
(だから、罰があるって(言われたの)。
馬に乗ったらだめだって言われるかもしれない)
「どないしょう!」
(どうしよう)
お地蔵さんは、目をぱちくりさせました。
でも静かに聴いています。
またまた数日たったある日のことです。
「やっぱり馬に乗ったらあかんって言われたんよ!
ひどいやろ!」
(やっぱり馬に乗ったらだめって言われたのよ
ひどいでしょ!)
「息子が馬に乗れんかったら、
わたしが変わりに乗らないかん!」
(息子が馬に乗れなかったら
わたしが変わりに乗らなくちゃいけない!)
「孫の送り迎えもあるし。
暗くなったら
馬に乗るのこわいのに。」
「息子が馬に乗ってくれな、
生活に支障がでるのに!」
(息子が馬に乗ってくれなくちゃ
生活に支障がでるのに!)
「町奉行ってひどいやろ!」
(町奉行ってひどいでしょ!)
お地蔵さんはガマンできずに言いました。
「願った通りになったじゃないか」
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