朝テレビを観ながら出かける用意をしていたらオリンピックの開会式なのを思い出して、慌ててチャンネルを変えた。
情報番組と勘違いするほど長~いニンニク卵黄のCMを観てる場合ではない。
東京オリンピックの開会式の日に生まれたこともあり、オリンピックには無関心ではないが、それにしても入場行進前のパフォーマンスは、ニクニク卵黄の100倍長ったらしい。
世界中が注目していることもあり、その国独自の要素を取り入れながら、かつ少数民族への配慮も忘れずにとかやっていると長くもなるとは思うが。
しかし、なかなか面白いシーンもあった。
オーケストラが「炎のランナー」を演奏し始める。
「ブレードランナー」と並ぶヴァンゲリスの代表作だが、あの人はたしかギリシャ人では?
まぁ、イギリスが舞台で陸上競技の話なんやから堅いことは言わずにおこうと思いながら、あの電子音楽をどうアレンジするのか観ていると、スクリーンにクローズアップされたキーボード奏者がなんとミスタービーンことローワン・アトキンソン。
真面目な演奏の最中、彼のパフォーマンスが炸裂する。
ビーンの担当は片手の指だけで弾けるパートらしく、退屈でしかたない。
すると急にくしゃみがしたくなって、後ろにあるティッシュを取ろうと、手を入れ替えたり、傘で弾いたりとあの手この手を繰り広げる。
なんとか鼻をかんだら今度は退屈過ぎて妄想を始めると映画のパロディーの海辺を走るシーンが出てくる
…-=≡ヘ(。^O^)ノ
そこにまたビーン登場
最初はみんなに置いてけぼりを食うが、走者を妨害しながら最後は1位に。
ふと、妄想から覚めると演奏が終わったのに同じ音を弾きっぱなしで、指揮者もが怒ってる。慌てて最後のメロディーを弾いて終わり。
台詞なしで会場を盛り上げるのにこれほどふさわしい人はいないだろう。
コメディーの芸術性を高く評価するイギリスらしい演出だった。
その後はロックミュージックだけのミュージカル風のパフォーマンス。
ビートルズ、ローリングストーズ、ユーリズミックスまで、もちろん私の好きなデビッド・ボウイの音楽と映像も出てきた。
歌は60年代の名曲「スターマン」で、映像はニコラス・ローグ監督のSF「地球に落ちてきた男」だったような気がする。
あと、007が出てきたら最高にイギリスらしかったのになあ。