さっきまで、この記事のタイトルをなんとなく思い付いた「朱に交わればしゅらしゅしゅしゅ」にしようか迷いましたが、結局無難なタイトルにしました。

 

で、タイトル通り映画を観てきました。私が住んでいる岩手県北上市には、さくら野という百貨店があるのですが、(ワラタネスクエアのすぐそばです)そこの5階にイオンシネマが入っていて、住んでいる市内で映画が見られるというありがたい環境なのです。

 

私が10代、20代の時は映画を観たいと思ったら電車で1時間かけて盛岡市まで行かないといけなかったので、1日がかりでした。それでも中学の時に同級生とスタジオジブリの映画を見に行ったものです。だから市内に映画館が出来て本当に有難いのです。

 

前置きが長くなりましたが、「すずめの戸締まり」の感想を。

 

私は映画を観る時はなるべく事前に情報を仕入れないで見るので、えらくスケールの小さいタイトルだなあと思って期待しないでいたのですが、結論から言うと思ったよりは面白かったです。

 

主人公の少女が走る、走る、走る。展開に詰まったらとにかく走らせようと監督が意図したのか知りませんが、とにかく息をつかせぬめまぐるしい展開。そして気がついたらハッピーエンド。うん、面白かったですよ。

 

でもこれ、どこかで見た映画に似てるなと思ったら、この監督の出世作の「君の名は。」の構造とすっかり同じなのです。

 

まあ、あらすじは全く変えていますので気にならない人は気にならないかもしれませんが、監督の引き出しの少なさが図らずも露呈してしまったとも言えます。

 

それと、終盤に向けての展開はハッピーエンドありきだなあというのが見えてしまったし、最後のすずめの服はどこから持ってきたんだとか、細かい部分の詰めが甘いなというのもありました。それでもベネチア(訂正:ベルリンでした)映画祭にノミネートされたんだから凄いものです。まあそのニュースを聞いたから私も観たんですけどね。

 

色々書きましたが、エンターテイメントとしては良くできているので、親子連れやカップルで見る分にはいいのではないかと。私のようにスタジオジブリ好きをこじらせて50歳近くにもなるのにアニメ映画を見るのもどうなんだと我ながら思いますがそれはスルーで。