北朝鮮の経済については、なかなか把握が難しい状態です。
噂では、軍事力にお金をつぎ込み過ぎて、一般市民は餓死者まで出たなど、よく耳にしますね。
実際に北朝鮮を訪れてみるとわかるのですが、どのように見てみましても、決して裕福な国とは言えません。
本当に裕福な国というのは、訪れただけでもわかるものですからね。
では、北朝鮮の経済力を知るための方法は、何かないのでしょうか。
少し古いですが、2006年の韓国銀行の推計によりますと、北朝鮮のGDPの構成では、農業・林業・水産業が23.3%、そして鉱・工業が29.6%、サービス産業が33.6%、建設が9.0%、電力・ガス・水道が4.5%を占めているそうです。
就業人口の36%が第一次産業に就いているようですね。
そして、やはり軍需産業が経済活動の大きな割合を占めていて、資源の偏った配分が経済を苦しくしている一因となっているようです。
また、農業が大きな割合を占めているといいましても、北朝鮮の土地は全般にやせていて、農業に適する土地が少ないと言われています。
ですから、以前はソ連の援助による農薬や化学肥料を大量に利用して作物を育て、食糧自給を維持していました。
ところが、ソ連が崩壊してしまいましたから、北朝鮮の農業生産も大幅に減退してしまったのです。
それも、北朝鮮の食糧不足に拍車をかけた原因のひとつでしょう。
海外からの食糧支援に頼っている状態です。
また、北朝鮮はつねに外貨不足でもありますし、資材不足や電力不足も深刻です。
そのために、各工場の生産力もよくありません。
これらから予測するだけでも、北朝鮮の経済力は決して良いものだとは言えないでしょう
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