要するに、1万円、または2万円の治療費でいいというわけです。
例えば、人口透析治療を受ける場合、以前は年間400万円ほどかかっていたそうです。
それくらい費用のかかる治療なので、この制度がどれだけ患者とその家族の助けになるか、というのが如実にわかりますね。
こういった大病を患った時には、まず命の心配をすることになります。
ですが、時間が経ってくると、今度はどうしてもその費用に関しての心配というものが出てきます。
お金の心配は精神的に非常に大きな負担となり、患者、そしてその家族を苦しめることになります。
それをどうにか取り除きたいという患者や家族の思いが、特定疾病療養受療証のような制度を作ったと言えるでしょう。