兄2人は希望表が出されていたのに私だけ出されていない事を変に思った先生は家へ電話してきた。


先生と何を話していたか分からないが、電話を切った後、母が私の部屋へ怒鳴り込んで来た。

『あんたは何余計な事言ったの!!あんなが私のお母さんはいませんて言えば済む話でしょ!!本当にあんたには母親が居ないんだから!あんた母親に捨てられたからここに居るんでしょ!先生がきたら全部話してやるからな!!』と叩かれながら言われた。


私は、じっと耐えた。
『こんな奴母親になってもらいたくない!早くこんな家出て行ってやる!!』と心に決めながら。