その女性(生霊)は初め、6月くらいにやって来ましたたしかね。もっと前だったかもだけど…
1人ではありません。
彼女の祖母(幽霊)同伴の元で、です
深々と頭を下げる老婆は、恐らく彼女(生霊)の守護霊だと思うのですが...
いくら心優しい橘さんでも...
急に現れた老婆(幽霊)に、孫(中年女性の生霊)を押し付けられてもなぁ困るーるーるー
当の中年女性に来訪の理由を聞くも、
そう繰り返すだけで、詳しい事情は教えてくれません確かに、魔物まみれでしたが...
神様曰く、この女性は神仏がわかるタイプの霊能者らしい!私と同じだ!
しかし長い月日をかけ、その能力を失っていったのだと言います
私の師匠達も、息子のアンポンタンな行動が原因で、最終的には全員なし崩し的に神仏が分かる能力を失ってしまったのですが...今だに未解決事件です
神仏が分からなくなった彼らは、世間にそれ(霊能が使えなくなった事)が知れるのを恐れ...
呪いや呪いに手を出す
得体の知れない外国のモノに手を出す
黒魔術をする
神様のフリをした魔物を使う(使われる)...
霊能者ポジに執着するあまり、どんどん左道(魔に繋がる行い)に手を出し霊格をガンガン下げて行きました
最後の方はこんな感じですわ
もしや、この女性も左道を?!
慌てて確認したのですが、
と言います。
※神様は、まじない(左道)をしたと言っていましたが...
では、なぜ?
なぜ彼女は、神仏が分からなくなったのか。
彼女から話を聞いていく中で分かったのは、
神様の力をワタクシ事のために使ってしまった
原因はこれしかも、何年にも渡って
もともと彼女は自分の霊能を生かし、神仏に聞いた話をブログで公開してました私より昔からやっていてそうです
一部で人気のブロガーさんらしい
ひょんなことから、その記事が利益を産むことが分かり...
ある段階から、記事を売ったお金で生活出来るほどになったのだそうすげー
ただ、世間はスピブーム。
スピブームってなんなんでしょうね
彼女と似たようなことをしてお金を稼いでいる霊能者は、他にも沢山います。
彼女は記事の売上を上げるため、
・読者リクエストを元に、神仏に話を聞いて記事を書く
・金運や縁結びなど、多くの人が興味を持ちそうなネタを選ぶ
・開運やご利益、ヒーリングなど...流行に合わせたネタを選ぶ...
次第に、
神様が人に届けたい話
ではなく、
人が(自分の利益のために)神様に聞きたい話
(ご利益や開運方法など)
を神様に聞いて書くようになりました。
理由は簡単
記事が売れないと、生活していけないからです
…まぁ、気持ちは分からないでもないと思う
Kindle(書籍のデータ化)が普及し、
本は今や「読む」ではなく「聞く」時代。
紙の本や文章データ自体、価値が揺らいでいるご時世です...本屋さんも出版業界も大変らしいよ
彼女が自分の能力を使って文章を書き、お金を稼ぐには、神様が人間に伝えたいことを書くより、多くの人間(消費者)が神様に聞きたいことをネタにした方が効率が良い気がします生産者は、消費者が欲しいものを作って売る…市場経済の基本ですものね
ただ、問題なのは...
Youの神仏が分かる霊能力は、そもそも自分の生活費を稼ぐために備わっているのか?
ここじゃろうて
人は誰でも、地球に生まれた意味や役割を持っています
神様に聞いたところ、神仏が分かる霊能者達は、
神様の言葉を人に届ける
多かれ少なかれ、この役割を担うつもりでその能力を携えてきたのだそう...わ、私もか?
神様は、人間の為だけの存在ではありません。
神様は、全ての生命に愛や恵みを注いでいます。
その愛は、時に優しく時に厳しいですが...
どんなに図星を突かれ、( ゚∀゚)・∵. グハッ!!となるような事を指摘されたとしても...
それは、神様から人間への、
地球での魂の修行が上手く進みますように
本質的な意味で、人の魂が成長できますように
深い愛のムチなわけです
神仏が分からない多くの人にそういう神様の愛や言葉、意志を伝えるのが、神仏が分かる霊能者のお仕事らしいのですが...
そういう人間が、
・自分の記事の売上を伸ばすため、神様に質問して答えを貰う
・自分の生活費を稼ぐため(動機)、(嘘や捏造はなくても)神様の発言を都合よく使う
神仏と関わる動機を、
神様と人のために、神様の言葉を人に届ける
↓
自分のために、神様の言葉を人に届ける
こんな風に変えていいの?と、私は思います
難しいのは、
彼女のこういう認識なのですが…
あのねぇ
望まれるまま、何でもかんでも人間の質問やリクエストを神様に届けて答えを貰うのが、本当に当人たちのためなのか…。
・金運アップの方法
・開運するための○○…
例えば、読者のそういうリクエストを神様に聞いて届けるほど、その行為は人間の欲望(物欲)を煽っている事になるんじゃないかなぁ
因みに私は、
・人の欲望を煽るだけの質問
・当人の欲求を満たすためだけの質問
神様からの答えがあったとしても、それは質問した当人のためにならないのでは?
と思う質問を受けた時は、必ず神様とその件について協議します
その結果、
「答えられません」
という事もありまして…
ただこの辺も、霊能者によって考え方はそれぞれ
神様への姿勢や態度によっても、かなり差の出る部分だと思います。
さて
ワタクシ事の為に神様を利用していると、霊格は落ちていきますだから禁忌なのかな
神様は霊格がとても高いため、神様が分かるようになるためには霊能者も霊格を上げねばなりません超大変です
ただ、霊格が落ちると、いくら神仏が分かっていた霊能者でも神仏が分からなくなります
これは神様の罰や意地悪ではなく、物理法則とかそういう類の...万人に共通する仕組みです感情論は通用しないやつ
人間的な感情として、彼女の焦りや生活への不安は理解できなくもありません。
ただ、彼女も私も「その役割を(も)やる!」と決めて生まれた以上、
地球での生活
魂の計画上の役割
このどちらかがおざなりになっては、本末転倒なわけで...
私の経験上、霊能者として機能出来なくなった人は、キッパリその道への執着を捨たて方が後々楽ですいらんカルマも増えないしね
いつまでも霊能者だった自分に執着していると、
次々こういう輩が寄ってくるしねもー!
お節介ながら、彼女の祖母(守護霊)に頼まれた案件だったのでそう提言してみたのですが...
長い沈黙の後、彼女の口から飛び出たのはとんだビックリ発言でしたは?
ふと気がつくと、彼女の守護霊のお婆ちゃんが小さくなっています。
何度も何度も、頭を下げるお婆ちゃん。
この子をよろしくお願いしますって、このスットコドッコイな態度をよろしく訂正してくださいってこと?!なんで私が?!
まさかやー(by ちむどん)の展開に、唖然とするよりありませんが...
毎日見ています。
レストランのオーナーが推しです
一応つづく