憑依(ひょうい)を知っていますか?
簡単にいうと、取り憑かれることです
憑依にも程度があり、
「なんか...ぞくっとする」
こういう比較的軽いものから、
「思ってもいないことを口走る」
重いケースまでさまざまです。
つまり憑依とは意識ののっとり
憑依状態になると、私達の脳内は...
本人の意思 vs 憑依しているモノ
こういうイメージで差し支えないと思います
天使側がみなさんですよ
しかし、中には完全に憑依される(本人の意思0%になる)こともあります
こういう類に完全憑依されると、人生は破滅一直線です
憑依100%になると、
人が変わったようになる
顔つきや口調、行動パターンや癖が変わる
味覚や色彩の好みがガラっと変わる
服装や家具、嗜好品の好みが変わる
好みのタイプが変わる
付き合う人の種類が変わる などなど
マジか...というほど変化があります。
大きい声じゃいえませんが...
完全憑依→薬物、アルコール依存、暴行事件...
こういう事件を起こし、お縄になる方もたまに見ます
憑依されてやったことでも、罪は罪。
憑依が続くと人生は破滅コースですはよ祓って!
一旦何かに憑依されると、自然に抜けることはありません。
神様曰く、
「何もせずに憑依が抜けることはない」
神社仏閣の参拝ではなく、お祓い、御祈祷...そういう手段を使わなければ、憑依しているものを身体から出すのは不可能だそうです。
数年前、私は高尾山ラブ子(以下、ラブ子)と高尾山に行きました。
言わずと知れた、天狗さんの山です。
ラブ子は計画中もるんるん
登拝経験があるため、初心者の私を先導する気まんまんです
しかし、出発当日になって急に...
「私、高尾山に行けない」
「鳥居はくぐらない!」
登拝を拒否しだしましたなんでよ
突如拒否するラブ子
聞けば、某仏教系の宗教施設を通りかかり、頭痛がするので高尾山に行きたくないとかなんだそりゃ
これは明らかな憑依です
しかも当時の私には、祓えません。
「こりゃ、天狗さんに丸投げしよう」
仕方がないので嫌がるラブ子を騙し、無理やり高尾山まで連れて行きました(笑)
登拝中もラブ子は、顔面蒼白&息も絶え絶え。
本殿の鳥居を見るやいなや、
「嫌!くぐりたくない!」
「吐き気がする!」
と、わめく、わめく(笑)
大騒ぎするラブ子を尻目に、餅や甘酒を堪能する橘
「降りる!山を下る!」
大騒ぎするも、本殿前はめちゃ混みです。
逆行できないと悟ったラブ子は、意を決して鳥居をくぐりました。
すると...
「あれ?すっきりした」
「息苦しいのがとれた〜」
憑依していたものが神域に入れず逃げたため、体調回復&様子も元通りよかったね
ちなみにラブ子は鳥居をくぐるまで、
「なんで高尾山に来ちゃったんだろう!」
「橘が計画変更してくれないから!鬼!」
「上に行きたくない!本殿すっごく混んでるよ!私、人混み嫌い!」
↑高尾山に行きたいと言った張本人です(笑)
ずっと文句ばかり言っていました(笑)
これだけ見れば嫌なやつです
が。
鳥居をくぐってスッキリした後は、そんな発言をしたことなど全く覚えていませんでしたぷっ!
これが、憑依現象です
人に憑依する輩は、基本的に神仏が嫌いで怖がります
だから、憑依した人間を神仏や神仏と繋がっている人から遠ざけたがるのです。
私も稀に、付き合いのある人と突然疎遠になったり、別れを告げられることがあります
関係が悪化したりケンカした訳でもなく、です原因不明デス
単に「私が嫌いになった」「付き合うのが嫌になった」というケースもあるでしょう人間だもの
でも、視える側からすると、
「私を嫌うのはあなたじゃなくて、あなたの中に入り込んでいるモノだよね」
ということもあります。
私は神仏ではありません
でも、通常の人より神仏を拝んでいる時間や機会が多いからか、神仏の気配がするそうです
そのため、魔物や悪霊は私を嫌います(笑)
魔物いわく、「我々のようなモノに憑依されている人は、必然的に私から離れたくなる」のだそうですお前がいうな!
確かにそういう人に別れの理由を聞くと、
「分かんない。何となく連絡したくなくなった」
「橘がいいと思えなくなった」
曖昧な理由しか出てきません。
明確な理由は、本人にも分からないようです。
憑依とは意識ののっとり
疎遠や別れが憑依されている人の意思ではない場合は、こんな反応になるのですね
ちなみに、私は「憑依されて私を拒否してるな」と分かっても、引き止めません
現実的に考えれば、気が合わなくなって疎遠になる(別れる)は異常行動ではないからです。
視える側には内情が分かるけれど、憑依された側にとっては付き合いたくないから別れたにすぎません。
命に関わるケース
神様から「止めて!」と頼まれたケース
この2つのみ止めますが...
まぁ、憑依されている率(意識を乗っ取られている%)が高いほど、止まっちゃくれないよね
憑依の深度が深いほど、本人は
憑依を認めない
認めても、祈祷を拒否
になります。
ですが、時間の経過と共に...
「最近、神仏から離れているかも」
「なんであの時、嫌だったんだっけ?」
疑問に思い始めたら、憑依しているモノより意思の力が強くなってきている証です。
結局のところ憑依から抜けるには、
自分で変だと自覚する
ここがスタート地点です
憑依から抜けたかったら...
まずはスタート地点に立ちましょう
そこまでたどり着いたら、後は簡単。
お祓いできる人に頼んでください
余談ですが...
私はかつて憑依によって、
突然私に暴言を吐き(「橘は俺の人生にはいらない!」など)...
数年に渡るLINEブロック&着信拒否
(私は知りませんでしたが、後日本人から教えられました)
このぐらい徹底拒否されていた人と、関係修復したことがあります。
※別段、関係修復のために動いたわけではありません。
今の彼には何も憑いていないため、何かの機会に憑依を抜けたからなのでしょうが...
本人曰く、
「なんであの時、あんなに橘が嫌だったのかわからない」
暴言を吐いてLINEをブロックしたことは覚えているけれど...なぜあそこまで猛烈に私が嫌になったのかは全く覚えていないそうです
憑依によって、人生はガラリと変わります。
おかしいな?と思ったら、一度身近な祈祷師に聞いてみるのもいいかもしれません
憑依の仕組みがわかっている霊能者や祈祷師は、
「あ、ようやく憑依だと気づいた?」
「じゃ、祓おうか!」
このくらい、あっさり受け入れると思います