よ。カニだ。
久しぶりだな。
今日はみんなに地獄と呪いの話をしようと思う。
なぜって?
5日前。
橘のぼんくらが、呪い殺されかけたからだ。
宗教とわず、地獄的な場所はある。
こういうのとか...
こういう風景。
見たことあるだろ?
異国風なのだと、
ダンテの『地獄の門』。
中学時代、橘が中二病全開で読破しようとした名著。
もちろん読了せず。
地獄はマジで存在する。
悪いことをすれば地獄に落ちる。
この教訓は嘘じゃない。
でも正確には、ちょっと違う。
悪い想念や欲望を改めるため、神様が何度修正をかけても自分でなおせない時、魂は地獄に落ちる。
人を呪う。
呪い殺す。
これらは地獄行き特急券を前売りで買うくらいの、愚行だ。
その愚か者2名(1名は霊能者、もう1名は呪いの依頼人)に、橘は締め上げた聞いた。
「私は怒っているわけではないのですよ」
「ただ、理由を聞いているだけです」
「呪殺の目的はなんですか?」
仏の顔の裏は般若...というが...。
...まぁ、橘の形相とオーラは割愛する。
愚か者(依頼人)は、
「呪い殺してくれとは言ってない!」
「ただ霊感がある知り合いに、橘のことを話しただけだ!」
※現実でこの方とは関わりがあります。
※確かに円満な関係ではありませんでした。
愚か者(霊能者)の弁明は、
「私、呪殺なんてしてない!」
「ただちょっと私なりのやり方で橘さんのこと覗き見して、お灸を据えてやろうと思っただけよ!」
「依頼人さんが、あまりにも落ちこんで可哀想だったんだもの!」
とのこと。
カニでも呆れる弁明だ。
このブログを読んでいる賢明な諸君は、うすうす察しているかもしれないが...。
呪いは、命や人生を弄ぶ愚行
そして、
「これって呪殺する方法だったんですか?」
「知りませんでした〜」
「私なりには、お灸だったんですけど〜」
こんな無知は理由にならない
般若の仏の顔で聞いていた橘も、流石にキレた。
「今、コロナで大変な生活を強いられている人が山ほどいる。」
「家庭不和、生活苦...色んな苦しみをこらえて耐え、人生の途中リタイアをしないよう必死で頑張る人もいる。」
「明日死ぬかもしれないという恐怖と戦っている人もたくさんいるっつーのに...」
「人の命や人生をなんだと思ってる!このウルトラスーパーミラクル馬鹿×2!!」
驚くことに..
橘は呪殺されかけたことを、怒っているのではないらしいえ?
橘は身をもって知っている...。
呪いの構造とその恐ろしさを。
「そんなつもりじゃなかったんですぅ〜」
「依頼されたからしかたなく〜」
大した覚悟もない霊能者(祓う力がない)が、呪いに手を出した結果どうなるのか...
最近、シリーズが続いているが...
深刻な話こそ、ライトに読んでほしい。
ライトに読んで、脳裏に叩きつけてくれ。
呪い。ダメ!絶対!!
...続きはひとっぷろ浴びてから、話す。
あばよ!