中古のオラクルカードから飛び出してきた狸たち
彼らはG県から、カードに宿って私のところにやってました。
姿は狸ですが、狸の幽霊ではありません
お稲荷さんや龍神様と同じ、自然霊です
ですが、飛び出してきた狸たちは霊格が低く修行した気配はありませんでした
「なぜカードに宿っていたんですか？
」
自然霊ならば、人里よりも山林にいた方が生きやすいはずです。
ちなみに、現実の狐や蛇、狸がいる場所（山林や地名に名が入っている場所）には、もれなく自然霊もいることがあります
神様のお使いでないなら、なおさら彼らがカードに宿る必要性は0のはず
用がないからねー
そう尋ねると、たぬ吉（勝手に命名）は、しょんぼりしながら、
「埋め立て
」
と答えました。
どうも、彼らが根城にしていた山林が埋め立てられ、居られなくなったようです
人の都合で動物が住処を失う...
住処を失った彼らは、おそらく人里を彷徨ったのでしょう。
そして、たまたま目に見えないモノと繋がりたがっていたカードリーダーさんを見つけ...
宿れそうなカードに宿ったのだと思います
（出品者さんに自覚があったかはわかりません。きっと出品に悪気は無かったと思います。）
後で確認すると、このカードを出品していた方はG県の方でした。
G県で狸穴という地名は発見できなかったのですが...。
埋め立てにより狐や狸、熊などの自然動物が住処を追われたことは事実のようです
（新聞で調べました
ネットって便利ね）
「これからどうする？」
自然霊は自然の中にいるのが1番、というのが私の持論です。
神様のお使いとして修行中でない限り、基本は自然に返したいところ
たぬ吉たちも同じ考えらしく、
「御嶽山の神様のところにいく！」
と言っていました地縁があるそうです
御嶽山
列をなして御嶽山へ向かっていく狸たち
二足歩行の子もいれば...
化けてみせるユーモアたっぷりの子も！
この子達は、悪さをしようとしていたわけではありません。
ただ自分たちの境遇を知ってほしかっただけ
自然破壊によって、動物が住処を失っている
現実だけでなく自然霊にも該当することなのですね
宮崎駿監督の『平成狸合戦ぽんぽこ』を思い出し、胸が苦しくなりました
大好きな映画です
宮崎さんって見えてるよなー
この映画でも、狸たちは追われていたな...
昨今スピリチュアルが流行っていて、
神様を大事にしよう
龍神様と繋がろう
など、色んな方が神社仏閣やパワースポットで独自の活動をされています。
私も、参拝やお祓いが神様を大事することだと思ってきたけど...
自然を大切にする
地球の資源を無駄にしない
動物とうまく共生する
水を汚さない
山を無駄にけずらない
削ったら植える
それと合わせて、
地球（自然霊）に育ててもらっている意識をもつこと
これが、大切なことなんじゃなかろうかと思います
育ててもらっている自分だから、心身の害になることはしない
一緒に育ててもらっている他の生物とも、仲良く共存する
そういう、地に足をつけた生活がイコールして神様（自然霊）への感謝の奉納になる気がする。
そんなことを考えた一件でした
ちなみに...
たぬ吉曰く、
「カードの持ち主は、自分たちの声を聞いてリーディングしていた」
とのこと。
カードリーダーの皆様！
リーディングの時は、メッセージをくれる存在が神聖なものか確かめる必要大ですよ！
観ていない方はぜひ
宮崎駿さんは、分かっている人だと思うんだけどなぁ