青森県津軽地方には、「津軽三不動」と呼ばれる場所があります。
中野不動尊。
碇ヶ関の国上寺古懸不動尊。
長谷澤神社(ながいざわ神社)
この3つの神社仏閣にいるお不動様は、一本の木から掘り出された仏様です
噂では、1日のうちに3か所まわるとご利益がある...とのことなのですが...ふむ
神様に確認したところ、
「そのようなことはない。1か所でもご利益はある」
とのことでした
三不動といっても、3か所全部回ると特別なことが起こるわけではないようです
ご利益を望まれて三不動巡りなさった方がいたら、すみません
一本の木から掘り出されたとはいえ、3か所の仏様はそれぞれ別のお不動様です
まとめて参拝しなくてもいいですが、3か所参拝するとそれぞれのお不動様とご縁ができます
中野神社のお不動様は、サバサバしていてきっぱり物事を仰います
古懸不動尊のお不動様は、穏やかで優しい...けれど、無理なものは無理と言う感じです
長谷澤神社のお不動様は、どっしり構えていてもの凄く力が強い方です
元は一本の木だったのに、こんなに仏様の性格が違うのか...と、興味津々でした
お不動様の性格もバラバラですので、ご自分にあうお不動様を参拝するのもいいかもしれません。
伝説によると、三不動尊を作るよう命じたのは聖徳太子のようです
神様に目的を尋ねたところ、
「鬼門鎮護の理由があった」
と教えてくれました。
中野神社は紅葉の名所なので、比較的参拝客は多めです。
古懸不動尊と長谷澤神社はローカルな神社という感じがありました
青森では無人の神社がしばしばあるのですが、三不動ではそれぞれ御朱印がいただけます
一旦区切って、古懸不動尊と長谷澤神社について別記事で書きます