お久しぶりです。

ろっくすです。

 

先週の金曜日は日銀が政策修正をするのか、しないのかで市場は大揺れとなりました。

外国人の修正をするという立ち位置と、日本人の修正をしないという立ち位置。

 

発表直後は何じゃこりゃの内容に見えましたが、読み込んで行くと修正をするが

市場へのサプライズ感は抑えるという最高の案になっていました。

 

まず外国人が理解していない今回のポイントは以下です。

(今日もとある外国有名アカウントで、買いオペが考えられないといった記載を見かけました。

そりゃあちゃんと理解してなかったら考えられないよね、って感じです。)

 

・ファンダメンタルズの環境に変化がない段階での金利変化は容認しない。

・おそらく衆院選がある9月には政策変更ができないため、予防的に早めに変更をする必要があった。

→ 最近の不祥事連発でできるのかいとは思ってますが・・。

・早めの変更のため、現時点での0.5%超えは基本容認していない。

 

個人的には、会見内で、すでに国債の取引レートが0.5%を超えていたため、

 

「今経済のファンダメンタルズは発表前後で変更されていないと考えられるが、利回りは0.5%は突破している。

今回の発表に即すると、これは即時オペで0.5%に抑えるという理解でよいのか。」

 

といった質問をするとおもしろかったと思うのですが、禁止されているのか、

ここまで考えてる人がいないのか、なされなかったのは残念です。

 

どちらにせよ、0.6%までヤンチャした市場に対してはすぐ買いオペ通知をするこの現状では、

上記考え方で問題ないですし、すべてを考慮した、素晴らしい政策だと思います。

 

やはり事務方は変わっていないから、というか、基本線はずっと維持されていますね。

黒田さんもなかなかでしたが、植田さんの方が市場に真摯に向き合っており、

海外でのジョークも受けていましたし、総裁には向いていると思います。

 

これからの植田日銀も楽しみです!

日経もバブル後高値まであと少しですね。頑張れ!