お疲れ様です。
新四年漕手宮崎です。
もう一ヶ月半もすれば正式に四年生です。半年もすれば23歳です。一浪なので。
このままペースで行くともう明日明後日くらいには人生の四分の一が過ぎます。早い。
最近食事管理に凝ってます。
脂質取り損ねる事が多いので多分実際は200kcalくらい目標から下回ったところを推移してるんじゃないかなっていうイメージで、増量は鈍化傾向にあります。でもぶっちゃけウェイトの使用重量は上がってるからまあいいかなって胡座描いてます。
ちなみにトレーニング中に飲んでる粉飴(マルトデキストリン)がめちゃめちゃ便利です。ただ血糖値の乱高下が起こるのでまだ調整段階です。これがうまくいくとトレーニングがめっちゃ調子良く行えて、めちゃめちゃ楽しいです。
あ、野菜はそこそこにちゃんと摂ってます。ホ○えもんじゃないので。
あと、栄養管理と同じくらい最近ボートを構造的に見ることに凝ってます。(めっちゃ長いです。)
実はボートって特異な競技に見えていろんなスポーツの要素をめちゃめちゃ多く取り込んでいるので、いろんなスポーツと照らし合わせて見てみるといろんな発見があっておもろいです。
kiwiペアのストロークもとエルゴキングのHamish Bondのキャッチ→初動の動き
それを上から見るとこう。
上の画像では
・エントリーの時に下背部とハムストリングス、内側広筋に尋常じゃない伸長性の運動を起こしてる事
・腰椎、頚椎は前を向いたまま固定されていて胸椎のみが回転してキャッチの姿勢をとっている事
・目線の高さ
・アウトハンドの親指がフリーな状態で脱力されている事
がわかります。
下の画像では
・足首の背屈がほとんど"ない"こと
・腰椎がしっかり垂直に立った状態で股関節屈曲が完成されている事
・ヒールデプスがガンネルと比べてかなり低い位置にある事
って事がわかります。
この7項目からわかることはめちゃめちゃあります。
一つは股関節の進展時に最も大きいパワーを生み出すことを最優先にしたキャッチの姿勢をとっていることです。
股関節進展の最大発揮といえばやっぱりジャンプする瞬間かなと。クリーンとバレーボールのジャンプ。
この両者を見ると共通してるのはエネルギー発揮が一番大きくなる瞬間の足首の背屈が小さい事ですね。つまり膝が前に出ない。
膝が前に出ると股関節周囲の筋肉ではなく大腿四頭筋優位の関節進展が起こるので、いわゆる「力が前方向に逃げた」エネルギー発揮になります。これをすると力の入っていないストロークになる上に膝を壊します。
ここまでで何が考えられるかというと、足首が大きく曲がった状態でのキャッチポジションは推進力に繋がりづらく、怪我もしやすいと。そういうことになります。
それだけでなく、骨盤後傾状態であるバットウィンクルを引き起こし、脊柱起立筋に大きな負荷をかけ腰痛やヘルニアの原因になります。
みたいな感じで、出力の瞬間一つ切り取るだけでもいろんな情報が引き出せます。
ちなみにストローク中のブレードと水の関係は野球のボールとバット、テニスのボールとラケットの関係と酷似しています。
っていう、こんな感じでボートを構造分解しつつ筋肉の挙動や他のスポーツと照らし合わせて考えるといろんな発見があって面白いです。
今まで当たり前のように使ってた言葉も、ボート以外のスポーツから見たらおかしいことで、それやめて見たらパフォーマンス上がった。みたいな事がありそうなので漕げるタイミングが来たら色々試そうと思います。楽しみ。
こういうこと考えるの好きで堪らないので本格的にNCSA認定資格の取得を視野に入れて最近勉強してます。
明日は宮原です。
失礼します。