前回のブログで
函谷鉾の前懸について
触れました。
元となる神話を大まかにまとめました。
複数のネットページ参照
気になる方は、更に調べてくださいね。
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旧約聖書『創世記』
第24章「イサクの嫁選び」
アブラハムは
高齢の使いに
息子イサクのお嫁さんを
今住んでいる、カナンではなく
自身の故郷で、探してくるよう
命じます。
そして、
イサクの嫁となるべき女ヒトは
カナンに必ず来ることになっている...
と同使いに告げます。
アブラハムの言葉を胸に
同氏から預かった高価な贈り物を携え
十頭のラクダと共に、現地へ赴きます。
すると、その町外れで、井戸を見つけます。
使いは、女達が水汲みに来る夕方、
ラクダを井戸の傍らに休ませました。
そして、神に祈りを捧げ
お伺いを立てました。
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この町に住む、女性達(処女)が水汲みに来た時
その一人に
「どうか、水瓶を傾けて、飲ませてください」
と頼みます。
その女性(処女)が
「どうぞ、貴殿も
ラクダも、お飲みください。」
と答えたら
主が彼女をイサクの嫁として
お決めになった
とさせてください。
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すると、一人の女性(名はリベカ・処女)が
水瓶を肩に載せ、井戸へやって来た。
彼女の水汲みが終わったのを見計らい
使いは
「水瓶の水を少し飲ませてください」
と頼んだ。
彼女は
「どうぞ、お飲みください」
と言い、水瓶を下ろし、使いに飲ませた。
そして、彼女は、十頭のらくだにも
水を飲ませてくれた。
その間、使いは、黙って彼女を見つめていた。
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こんな情景を
函谷鉾のタペストリーは謳っているのだ。
お読みいただいた方、ありがとうこざいます✨