前置きを少々...

 

前回のブログ(歴史を変えた女達・篤姫篇 その壱)でも

記載した通り

御衣黄は、先生の講義に

ほぼ付いていけなかった(泣)

 

そんな状態で

3月某日、

【日生劇場・太平洋序曲】を拝見するのは

明らかに、悪い...ので

 

放置していた、

チノポスの日本史講座(Youtubeで無料)

の続きを再開致しました。

 

幕末まで、努めます!

 

・・・。

 

因みに

題の日付は学んだ日です。

 

それでは本題へ...

 

御衣黄の覚書から、記します。

*詳細が気になった方は

著書やYoutubeを探して

拝見してくださいね。

 

竹内の日本史書いて覚える(P57)参照

チャンネルむっちゃん【百人一首篇】40番、41番 参照

 

前回からの続き。

 

・先生による、両歌の解説

 

結局

歌心もなく

村上天皇、右大臣 源高明の

真意を汲み取ることもできない

アホな左大臣 藤原実頼が

【平兼盛】に軍配を上げた。

 

忠見は、落胆の末、職を失い

村上天皇からいただいた衣を

抱きしめながら、飢え死にした。

 

先生は

 

・平兼盛の歌

 

「忍ぶれど 色に出でにけり わが恋は

ものや思ふと 人の問ふまで」

 

には

 

・色に出でにけり

・人の問ふまで

 

と重ねることで

強調の技巧が凝らされている...

 

但、

 

・壬生忠見の歌

 

「恋すてふ わが名はまだき 立ちにけり
人知れずこそ 思ひそめしか」

 

には

 

率直な感情が詠まれている...

 

と解説されている。

 

技術と感情...

 

カラオケの採点の様ですね。

 

音程に注視し過ぎていると

感情が入らない...

そうなると...

歌が薄っぺらくなる...

 

勝敗の決め手となった

理由がもう1つある...

 

それは

右方の講師こうじ...

【源博雅】の存在であった...

 

カレは

頭中将(=近衛中将兼蔵人頭)に任ぜられ

声が良く、舞曲(音楽)に秀でていた...

 

帝、お気に入りの「男」だった...

 

陰陽師 安倍晴明の親友である。

 

蓋を開けてみると...

 

忠見には、味方が誰一人として

いなかったのである...

 

お読みいただいた方、ありがとうございます✨