前回のブログ
(わたしが見つけた海の生き物は...【皇帝ペンギン と 冠ペンギン】①)
の続きです...
ペンギンハンドブック(P48〜P50、P79〜P89)
を参照して
御衣黄が、双方について、気になった点を
大まかに、まとめました。
よろしければ、
お付き合いくださいませ。
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・エンペラー(皇帝)ペンギン
【求愛】
雄は、頭を胸まで下げ、
息を大きく吸い込んでから
更に、頭を低くして
雌に向かい、声を発する。
雌がそこに、留まるか、去るかで
つがいになるのか?否か?が分かる。
【寒さ対策】
ハドル(密着して、集団を形成。おしくら饅頭様)で体温を保つ。
注). 他の種のペンギンには見られない。
相互羽づくろいは、行わない。
【その他】
雄は雛にペンギンミルクを与える。
*自分の胃や食道の粘膜を溶かしたモノ
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・イワトビ(冠)ペンギン
【求愛】
頭部を後ろに反らし、上空を仰ぐ。
そして、左右に頭を振りながら、声を発し
フリッパーを持ち上げ、次第に恍惚状態になる。
つがいになる際は
相互ディスプレイが行われる。
*ディスプレイとは、
相手とのコミュニケーション時の
「動作」+「鳴き方」を指す。
【寒さ対策】
相互羽づくろいは
【その他】
攻撃的でケンカ好きなペンギンである。
目が赤色。
2卵産む。
*第1卵は、例え環境の条件が整っていても
放棄されることもある。
抱卵等を交代する際
雌雄は
トランペッティング(金管楽器の様な鳴き声を発する)
をかわす。
お読みいただいた方、ありがとうございます✨
聲でコミュニケーションを図っていたとは(驚)
肉声...大事ですね。
雄と雌は、抱卵、育児を交代しながら
海へ採餌に出掛けます。
何週間も会っていない中、
ペンギンの群れから
お互いを見つけ出す
唯一の手段が「聲」なのですね。
マスク越しの聲は
厳密に言うと、ニセモノなのだね…
逢って話をするのは
大切なコトかもしれないね…
勿論、ヒトと関わるリスクがない!
とは言えません。
それは、持っているご縁が、各々、違うからです。