前回に続き
古事記(下つ巻・雄略天皇の段)に於いて
御衣黄が気になった箇所を
まとめています。
*意訳もしておりますので
ご容赦くださいませ。
気になる方は
古事記を確認してください。
*新潮社古事記P246〜P247参照
雄略天皇が、狩りをされていた時
一匹のアブが、帝の腕に食いつこうとした。
(その瞬間)、
蜻蛉がやって来て
そのアブをくわえ、飛び去った。
*蜻蛉を訓読みすると、アキヅという。
そこで、雄略天皇は、歌を詠んだ。
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み吉野(えしの)の 小室(をむろ)が岳に しし伏すと
誰(たれ)そ 大前にまをす
やすみしし 我が大君の
猪鹿(しし)待つと 呉床(あぐら)にいまし
しろたえの 袖着そなふ 手腓(たこむら)に 虻掻き付き
その虻を 蜻蛉(アキヅ)早食い
かくのごと 名に負はむと
そらみつ 倭の国を 蜻蛉島とふ
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吉野の小室の山に、猪や鹿が潜んでいると
誰が天皇の御前に申し上げたのか...
わが大君は、猪や鹿を待ちながら
(足着きの高い座で)あぐらをかいていると
白い袖のある服を着ている(のに)
腕の内側の膨らんだ部分をアブが食った
そのアブを蜻蛉が素早くくわえ、飛んでいった
この様に、手柄を上げた蜻蛉の名を付けた(結果)
大和の国を蜻蛉島というのだ
本州の古代名【秋津島】
に掛かっているのでしょうね...
猪や鹿も隠喩表現の様な気がします。
物部?と春日大社?ユダヤ?
・・・。
それから、アブは、ハエ科...
蝿伊呂泥(別名:意富夜麻登玖邇阿礼比売)との
関係性を勘ぐってしまいます。
別名にアレイが付いていますし(笑)
蜻蛉は、英語でドラゴンフライ...
日本列島は、霊的に捉えると、龍体...
丁度、この英訳は適している
のカモしれません...
なるほど...
モモタロウさんと鬼さんを
思わせますね...