2022.2.3(節分)頃
笠森お仙さんが気になり調べていました。
まだ、伝えたいコトがあります...
テーマが戻りますが...(^^;
もし、よろしければ、
お付き合いくださいませ...
ブログの題にも記載した曲名で
笠森お仙さんに関する
手毬唄が残っているのですよ(驚)
しかも、文部省唱歌だそうです...
歌詞を紹介しますね...
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向う横丁のお稲荷さんへ
一銭あげて
ざっと拝んで お仙の茶屋へ
腰をかけたら 渋茶を出した
渋茶よこよこ 横目で見たらば
米の団子か 土の団子か
お団子 団子
この団子を
犬にやろうか 猫にやろうか
とうとう鳶に さらわれた
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笠森(瘡守)神社では
病の治癒を祈る際、土の団子を供え、
満願の時、効があれば米の団子を
供え替える習俗がありました。
(日本国語大辞典参照)
歌詞からも分かる様に...
水茶屋「鍵屋」の美人で評判の娘...
「お仙」に会う為、
用もないのに
笠森稲荷神社へ参拝している
男どもが目に浮かびます...
*水茶屋とは...
路傍や寺社の境内で、湯茶を飲ませて
往来のヒトを休息させた店です。
お仙が江戸三美人と
モテハヤサレル様になったのは
口コミのチカラ以外にもあります。
そう...鈴木晴信の存在です。
カレが、お仙をモデルにした錦絵を発表し
刷られたことで、民に知れ渡ったのです...
今でいう、雑誌掲載...チェキの販売...なのでしょうか...
お読みいただいた方、ありがとうございます✨
因みに、江戸三美人とは...
・浅草寺の楊枝屋「柳家」の「柳屋お藤」
・二十軒茶屋の水茶屋「蔦屋」の「蔦屋およし」
であった...