昨年の旅の話…

蒲生(カモう…怪しい笑)の楠木は、蒲生八幡神社のご神木です。
日本一の巨木である事が証明されています。
 
同社は、鹿児島県姶良(アイら)市に鎮座しています。
 

 
この大楠には、畳程の空洞()があるのですよ。
 
蒲生の大クスには、大蛇に関する伝承があり
絵本「おおくすと大蛇」に纏められています。
 
昨年、蒲生交流センターで、見本を拝読させていただきました。
記憶が正しければ、大蛇が悪く描かれていました。
 
因みに、古事記でスサノオが切り殺した
ヤマタノオロチも大蛇ですね。
 
古事記の宇宙(P161~P162)によると...
 
ヤマタノオロチは、高志の八人の長を意しています。
それぞれ、川を拠点に治めていました。
 
水は、生きる上で必需ですからね...
 
つまり、後に、サンカ(=原日本人)と呼ばれる方々ですね。
 
天孫族(大和族?)側から見て
異する部族は、恐ろしい怪物に例えられ
伝えられてきたのでしょうね...
 
もしかしたら、蒲生の大クスの大蛇も
部族の比喩なのカモしれません...
 
知らないままでいたら、霊的な面において
ヤバイコトになる様な気がします… 
 
 
 
 
丸に五つ木瓜紋ですね。
同社の公式HPには、左巴紋が記載されていましたね...
 
熊手ですが、箒にも見えますね。
 
お読みいただいた方、ありがとうございます✨
 
右手の小さな祠に武内宿禰が祀られています。
因みに、本殿のご祭神は、仲哀天皇、神功皇后、応神天皇です。
 
先生が応神天皇の本当の父は、武内宿禰です。
と言い切っていらっしゃったのを思い出しました。
※武内宿禰は、役職名なので、名前は分かりません。
 
淡海三船は、
「2人が目に余るほど仲が良くて哀しかった」
という話を元に
仲哀天皇(本名;足仲彦尊)と命名した様ですよ。
 
現代の価値観で考えると
妻が不倫しやがって!というコトに
なるのですけれどね...
 
古事記の同夫婦について
記載された箇所を拝読した限りですが...
仲哀天皇にも落ち度はあると思います。
 
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神功皇后はキレッキレの能力者(予知、癒し等)です。
 
仲哀天皇は、そんな、かみさんの能力を
みくびっていたと思います。
 
ある時、神功皇后は、国力を上げる為、
金・銀を探しに、朝鮮半島へ行くべきだと、同天皇に進言します。
 
しかし、同天皇は九州の生意気な熊襲を
退治するのが先だ!と言い
かみさんの意見を却下。
結果、崩御します。
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一方、武内宿禰は神功皇后から
呼吸方法等を学んだ様ですよ。
 
神功皇后への向き合い方が対照的ですね(笑)

それから武内宿禰は、成務天皇と双子だと云い伝えられていると、先生が仰っていました。