これから、記載する伝承は、世田谷のおはなし・1「さぎ草と常盤姫」を参照しました。

※一部抜粋させていただきます。
 
ご存知でしたら、飛ばしてくださいね。
 
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昔々、奥沢城主に常盤という、美しい娘がおりました。
 
やがて、常盤は世田谷城主・吉良頼康の側室に迎えられました。
案の定、頼康は常盤ばかり愛するので、十二人の側妾は、嫉妬します。
そこで側妾は相談し、度々、頼康に嘘(常盤の不義)を告げるのでした。
頼康は、その嘘を信じ、常盤から離れていきます。
 
常盤は悲しみにくれ、幼い頃から可愛がっていた
白鷺の足に遺書を結びつけ、空に放した後、自害してしまったのです。
白鷺は、常盤の父母のいる、奥沢城を目指して、飛んでいきます。
 
そんなことを露知らずの頼康は、偶然にも奥沢城の近くで狩をしていました。
そして、その白鷺を見つけ、矢を放つと、見事に当たったのでした。
頼康は、常盤の遺書を見、無実を知りました。
馬を走らせ、急いで帰城しましたが、既に常盤は帰らぬ人となっていました。
 
不思議なことに、白鷺の血痕から、一本の草が生え、白鷺に似た花を咲かせたそうです。
そう、それがさぎ草です。
 
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Photo-Potさんより(自然写真の無料素材)

 

奥沢城は九品仏浄真寺、世田谷城は城跡公園周辺に当たるそうです。
 
このおはなしは、親から子へと代々受け継がれている、口伝えだそうです。
他にも、似たような伝承が幾つかありました。
(例;この時、常盤は妊娠していた等)
 
信じる否かは、お任せします。
そして、気になったら、調べてくださいね。
 
お読みいただいた方、ありがとうございます✨
 
 
 
この時代、血統維持の為に、側室を持ったのですよね。
 
精神的な部分(この場合だと、女の嫉妬・独占欲)
今と変わらないですね。
 
ヒトは、相手を長く愛するチカラを持っている!と思います。
ご夫婦で、会話する時間を設けてくださいね。
そして、尊重し合ってください。
 
大変でしたが、色々と知られて良かったです。(書物で、調べたことは正しい!と思います。
只、表にでてきていない、裏の歴史が、ある様な気がしてなりません、、、。)
自身の考えで、ブログに上げていましたが、妙なプレッシャー(目に視えないエネルギー)も感じていましたよ。
 
契機をくださった、紺色さん達に感謝♪ありがとう!
調べたことは、自身へのメッセージだと思って、受け止めます!