中綿100%の和布団を、洗濯機に突っ込んだ、挑戦者(笑)の話。

 

親類のお子様が、夜尿症で、お布団を汚してしまったそうです。

翌朝、挑戦者がクサイ!と言って

和布団を洗濯機に放り込み、回したと、電話相談を受けましたよ。

 

なんでも、その和布団はお姑さんからいただいたもの。

私の立場は、どうなるの~!と嘆いていました。

ご想像の通り、糸が切れ、中綿が出てきたそうです。

そして、水に濡れたからなのか?中綿は、ガチガチのボロボロ

とても、使える状態ではなかった。

 

綿の布団は洗えない!と母親から教えを受けていたそうです。

なので、挑戦者の行動に???だったと、言います。

御衣黄も、同じことを母から聞いているので、彼女の気持ちに同感しましたよ。

 

結局、邪魔だから、捨てたい!と告げると

その濡れた布団を持って、コインランドリーで乾燥してきたそうです。

 

何か、徹底しているわ~、挑戦者(ご主人)は、自分の非を認めたくないのでしょうね。

一事が万事なのだろうな、、、。

最終的に、こちらの夫婦はどうなったのでしょう。

奥さんが折れた(諦めた)のか?ご主人が謝ったのか?

 

口伝(精神面)が全て正しくて、研究者(物質面)が全て間違っているなどとは思っておりません。

でもね、やっぱり口伝えって大切で、そして、それを信じる心も求められているのだなと、

今回の件で、思わされました。

 

本当、お気の毒様です。

奥様の話に耳を貸さない、夫だと苦労するね~。

 

その時、ふと、古事記で語られている、仲哀天皇と神功皇后を、想い出しました。

 

神功皇后が、国力を上げるため、金銀を獲得しに、朝鮮半島へ行きましょ!と

キレッキレのサイキック能力を駆使して、申し上げているのに

仲哀天皇は、九州の反対勢力である、熊襲退治!を優先させ、攻めた結果、崩御しました。

 

・・・。

 

兎に角、中綿100%の和布団は、洗濯機で洗えません!

 

お読みいただいた方、ありがとうございます✨

 

このブログを記載していた時、先日拝読した、香川県雑学読本(P32)を想い出しました。

 

砂糖、塩、綿は、讃岐三白と言われている。

 

ふかふかの綿の布団で寝て、その上で生涯を終える。それだって、幸せなことだ。

 

また、かつて「新婚さん布団」なるものを販売しているお店もあった様です。

色々知ったので、ウフフ❤️という感じです。そういう、文化なのでしょうね。

子孫繁栄を常に祈っていたのだろうな。

 

話は変わりますが、吉原で、お布団を購入して、旦那(馴染客)をもてなせる、遊女さん(花魁)は、大変なステータスの持ち主だったようです。

それだけ、綿の布団は貴重だったのですね。

 

昔々、知人の亡奥様からいただいた、讃岐かがり手まり。
その当時は、名前すら知りませんでした。
キレイだな、手先が器用なのだ~、ぐらいにしか思わなかった。
色々、深い歴史があるのですねぇ~。
綿に感謝!

 

観音寺に鎮座する、わた神社の存在を同著を通して知りましたよ。

綿の栽培を伝えたといわれる関谷兵衛国貞を祀っているそうです。

 

綿津見神社を「綿摘み」神社と読み替えると、、、。

海から、はるばる綿のを持って渡航した、部族の信じる神様を祀る神社?!

 

関係ないですよね。気のせい、気のせい。