前回の続きです。

 

石見神楽を知る契機になった、akikoさんと、ヤマタノオロチについて気付かせてくださった方、の文章から推察させていただくと、恐らく、高志の八人の支配者?+一人の巫女(リーダー)は、後に、民と共にバラバラとなり、各地へ移動したような気がする。(九頭龍伝説のある場所が怪しい?というコトですよね?箱根?戸隠?)(あっ!近江は、園城寺・三井寺<天台宗寺門派の総本山>にありますね。)

八つの頭を持つ竜を退治!とか、黄泉比良坂で、追っかけてくる酷い姿の妻を桃の実で撃退!などと、文字通り読んで、古事記って、空想的な話(ファンタジー、ウソっぽい)じゃな~い?と思っていたワタシ。

本当、それでは、済まされないような気がしてきました、、、。暗喩・比喩表現が沢山ありそうですね。

「古事記の宇宙」を拝読しなかったら、この感覚を得ることもなかったでしょうね。(良いのか?悪いのか?は分かりませんが、、、。私は楽しいです。)

 

お読みいただいた方、ありがとうございます✨

 

竜と蘿から、以前気になった、宇陀をふと思い出し、なんとなく宇陀市のHPを眺めていた。

あっ市内にある、桜実神社に「八ツ房(やつぶさ)杉」が生えている!という、紹介欄を発見!

同市のHPによると、八房(ヤボウじゃないの?と空気中に突っ込んだ笑)杉は、桜実神社の境内にあり、株から伸びた8本の幹が互いに絡み合い、ある幹は1本になり、再び分かれるといった珍しい樹形。(神武天皇東征「菟田の高城」の伝承地。 同天皇が大和平定のため陣を張っていたときに植えられたという杉の巨木。と記載されている。

 

「杉(椙)」について、気付いたコトをまた、書いてみようと思います。

つづく

 

ネットによると、こちらは、杉玉と言い、スギの葉(穂先)を集めてボール状にした造形物である。酒林(さかばやし)とも呼ばれる。日本酒の造り酒屋などの軒先に緑の杉玉を吊すことで、新酒が出来たことを知らせる役割を果たしている。

吊るされたばかりの杉玉は、やがて枯れて茶色がかってくる。この色の変化が人々に、新酒の熟成の具合を教えているようだ。

元々は、酒の神様に感謝を捧げるものであったとされている。起源は、酒神・大神神社の「三輪山の椙(杉)」にある。