脳卒中とはなんぞ

脳血管障害

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

移動: 案内検索
脳血管障害
分類及び外部参照情報
ICD -10 G 45. -G 46. , I 60. -I 69.
ICD -9 430 -438
MeSH D002561
プロジェクト:病気Portal:医学と医療
テンプレートを表示

脳血管障害(のうけっかんしょうがい, Cerebral Vascular Disorder: CVD)、脳血管疾患 (Cerebral vascular disease : CVD) は、脳梗塞脳出血クモ膜下出血 に代表される脳の病気の総称である。他に、もやもや病慢性硬膜下血腫 等も脳血管障害に分類される。

また、脳血管障害のうち急激に発症したものは、脳血管発作 (Cerebrovascular attack : CVA) または脳卒中 (Stroke , Apoplexy ) と呼ばれる。俗に言う、「当たった」という状態である[1] 。俗にヨイヨイ、中風 とも呼ぶ。

個々の疾患については、各々を参照のこと。

目次

[非表示 ]

発症機序 [編集 ]

脳血管疾患に共通するのは、脳を栄養する頭蓋内の血管(血流)に異常が発生し、出血による炎症・圧排または虚血による脳組織の障害により発症することである。

危険因子 [編集 ]

虚血性疾患においては動脈硬化 が最大の危険因子であり、動脈硬化の原因としては、高血圧症高脂血症糖尿病 、喫煙が挙げられる。出血については各病態で異なり、脳内出血 では高血圧 が、クモ膜下出血 では脳動脈瘤 (Aneurysm ) ・脳動静脈奇形 (AVM) が大きな要因となる。日本では、食文化の欧米化とともに罹患率が上昇しており、予防 、再発防止、リハビリテーション とも大きな課題となっている。

高血圧 については、脳卒中の発症を予測するうえで、脈圧 拡張期血圧 (Diastolic Blood Pressure : DBP) などと比べ、収縮期血圧 (Systolic Blood Pressure : SBP) が性や人種に関係なく、最も重要な因子であるとする論文American Journal of Hypertension の2007年3月号に掲載された。
高血圧、喫煙 、ウエスト・ヒップ比の低値、不健康な食事、定期的な運動の欠如、糖尿病 、中等度あるいは高度のアルコール摂取、ストレス または抑うつ アポリポ蛋白 B/A1比の高値という9つの因子は、さまざまな国での脳卒中のリスクの90%を占めていた。中でも高血圧は単独因子として、虚血性および出血性の両脳血管障害の52%と、出血性脳血管障害の74%に関与していた。[