3番札所
亀光山 | (きこうざん) | 金泉寺 | (こんせんじ) | 高野山真言宗 | 釈迦如来 | 徳島県板野郡 板野町 |
弘仁年間(810年- 824年)に、空海(弘法大師)が訪れた際に、水不足解消のため井戸を掘り、黄金井の霊水が湧出したことから寺号を金泉寺としたといいます。
亀山法皇(天皇在位1259~1274)の信仰が厚く、京都の三十三間堂をまねた堂を建立し、千躯の千手観音を祀りました。また、背後の山を亀山と名付け山号を亀光山と改めました。また、『源平盛衰記』には、元暦2年(1185年)に源義経が屋島に向かう途中本寺に立ち寄ったとの記載があります。
本尊真言:のうまくさんまんだ ぼだなん ばく
ご詠歌:極楽の たからの池を おもえただ こがねの泉 澄みたたえたる
1200年前、空海が人々の災難を除くために修行した霊場が四国霊場です。
空海の入定後、修行僧らが大師の足跡を辿って遍歴の旅を始めたのが、霊場巡りの始まりと伝えられています。
人間には煩悩が88あり、霊場を八十八ヶ所巡ることによって煩悩が消え、願いがかなうと言われています。
阿波で脚を固め(発心の道場 1~23番)
土佐で心落ち着け(修行の道場 24~39番)
伊予で信に入って(菩提の道場 40~65番)
讃岐で諸願成就する(涅槃の道場 66~88番)
最後に、高野山奥の院参拝で大願成就すると言われてます。
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