映画『フラガール』は、2006年公開の名作といわれる邦画で、ご存じの方も多いかもしれません。
何回も見ている「フラガール」の最近観たときの個人的なお気に入りシーンと個人的な感想のその3を紹介します。
(ネタバレあり)
初回は↓
兄ちゃん
紀美子の兄(豊川悦司)は最初のころ、新しく町に来たまどか先生と敵対します。
まどか先生が居酒屋でお酒を飲んでいるところに、紀美子の兄が絡んできます。
「あんた見てるとムカつく」「どうやって手なずけた知らんが(妹に)下手な夢見させないでくれ」(←標準語訳)と敵対心むき出しにしているように見えます。しかしひととおり話した最後に「たった一人の妹だ。紀美子のこと、よろしく頼む」と言ってその場を跡にします。
妹思いで、基本的には妹の選択を応援しているのだと思います。妹を応援したいが、不安のほうがあふれてきて人に当たってしまったのだと思います。
紀美子がつらくなって帰ってきたときにも、「一度決めたことだ。先生のこと信じて、貫き通せ」と背中を押します。
ただ計画には、ヤシの木へ妨害を加えようとしたり途中まで反対のようでした。
でも最後のほうには「ストーブかしてくんちぇえ」とストーブを募る側に心が動いています。
そして、オープンの日には、まどか先生を追う借金取りを追い返すという、影で重要な役割を果たします。
影で力になっている、このお兄ちゃんが地味に好きです。
(写真引用:https://www.hawaiians.co.jp/guide/hulagirl/hula02.html)
※写真のシーンと文章のシーンは異なります。
まとめ
さて、「フラガール」は何回見てもよい映画です。
別のところに気づきがあったりします。また、感動コメディでもあるので、笑って楽しめる映画です。
何回も見る人は珍しいかもしれませんが、とてもおすすめです。