 | The City Amazon |
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モンテゴベイと向き合ってもうじき１５年になる。
ウェイラーズの存在を知ったのは早かったが、最初に深く聴き始めたのはジミー・クリフの方で、キングストンの雄がボブ、モベイの雄がジミーと自分の中で位置付けている。
どちらがどうと較べられる筋合いのものでもないし、自分自身の「内へ内へ」と向かってゆくのがボブだとすれば、ジミーは対照的に「外へ外へ」と歩んでいったように思える。
が、どちらも「ワールドワイド」であり「ユニバーサル」なのだ。
キングストンもモンテゴベイも生まれ育った者にはいとしき故郷なのだろう。
辛いことも危険なこともたくさんあった故郷ジャマイカではあるけれど、それでも根底には愛があった。そんな前向きなメッセージを彼らの曲の中に見つけてしまったから、離れられないんだ、ジャマイカから。
一年前の記事ではジミーの「シティ」のPVを貼っていたが、事情により今回は別のものを載せる。
おそらく一般人の作品ではないかと思うのだが、良くできているので何度でも見てしまう８０年代のモベイ、ネグリルらしい。懐かしく思う人がいてくれたらうれしい。