国際婦人デーに思う~親子 | world reggae reunion

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レガエの残党(カリブのJA国&東洋のJA国)

3月8日は国際婦人デー。

ジャマイカオブザーバー紙には、JLP、PNP両党首の公式メッセージが。

どれもハッシュタグ付きで、他にも関連記事が見られる。


女性が働き続けることを「活躍」というならば。


ジャマイカは、女性が活躍せざるを得なかった歴史があった、と自分は思う。


頑張って働いて稼がねば!という道を選んだ、たくさんの女性たち。


特に独立後すぐの女性たちの頑張りのおかげが大きいと思う。

産まれた子どもは育てねばならないからね、自分が。


ボブ・マーリーの母も、幼い彼を田舎の祖父母に預け、都会で働いた。


わたしのパートナーの母親もそうだ。

彼女はキングストンに留まらず、イングランドまで行って働き、晩年は病気を患い、ジャマイカに戻ってきてわずか2カ月余りでこの世を去った。

父親があてにならないなら、母親が働くしかない。


映画「佐賀のがばいばあちゃん」に出てくるような母子が珍しくもなかった、かつての日本。

あの映画を見たら、間違いなくわたしのパートナーは泣くと思う、もちろん心の中でね。

ジャマイカの男性は涙を見せないから、けっして。


何年も、時には何十年も離れて暮らさざるを得ない事情。

だから、再会できるその日をこの上なく楽しみに、今日を生きる。


だが時は流れ、ここへきて正式な手続きを踏み結婚したいと考える若者層も増えたようだ。

日本とは全く逆転現象に思えて興味深い。


こんな曲も、映像も作られるようになったのだ。

母親を歌った曲は多かったが、父親の歌は少ないのがこれまでのジャマイカの音楽シーン。




↑ かつて「ママ」を歌ったジプシャンも参加しているのは感慨深いです。

国際婦人デーにあたって、コメントのひと言も無い日本。

女性が活躍する社会・・・ギミック?


あ、ギミックと言えば。

続く・・・