2017年5月2日
熊本県上益城郡山都町 通潤橋
通潤橋
通潤橋(つうじゅんきょう)は、熊本県上益城郡山都町(やまとちょう)にある
石造単アーチ橋。江戸時代の嘉永7年に阿蘇の外輪山の南側の五老ヶ滝
川の谷に架けられた水路橋で、水利に恵まれなかった白糸台地へ
通水するための通潤用水上井手(うわいで)水路の通水管が通っている。
石造単アーチ橋で、橋長は78メートル、幅員は6.3メートル、高さは20メートル余、
アーチ支間は28メートルである。橋の上部には3本の石管が通っている。
肥後の石工の技術レベルの高さを証明する歴史的建造物であり、
国の重要文化財に指定されている。
2016年4月14日に発生した熊本地震で亀裂が入り、
水漏れが発生する被害を受けた。
熊本県上益城郡山都町