安野モヨコさんの | 満ちる日々

満ちる日々

仕事,音楽。息子は小学生になりました

漫画,たぶん全盛期というか大人気の頃のは読んでないのです…

全部読んではまったのは『働きマン』。
ちょうど私も仕事に全力投球の頃で,すごくそのパワーに励まされました。

でも今から思うとあの漫画は異色というか,チャレンジングだったろうな…と思います。


そのあと『美人画報』読んだりして,「美しいもの」「美味しいもの」が好きな人なんだなあというのがわかりました。

特にお花の造形について書いているのが好き。


そして『オチビサン』の彩色の美しさに惚れ惚れ。


『ハッピーマニア』や『花とみつばち』も読んだのですが,パワーはめちゃ感じたけど,私の親しんでるものへのパワーじゃなくて(苦笑)ハマれなかったのだと思います。。


そして『シュガシュガルーン』
今,特設サイトでフルカラーで限定復活してるのを読んでます。
このカラーが素敵。
絵も細かいところまで作り込んでいて,かわいい,好きなものがたくさん詰まってる感じがいい。
あと,モノローグというか,物語の各回のはじまりの文章が好き。

  黒いパジャマ
  ラズベリー味のチョコに
  キャンディーひと袋
  お気に入りの服が二枚と
  日記帳

  バニラのくれた
  金色のブラシ

  これが  いまの
  あたしの全財産


  お人形に宝石箱
  バラの花束にクッキー
  ドレスにティアラ

  なんでも
  あったけど
  なにもなかった


この,ものたちを並べていく描写,
女性らしくて。共感。


このフルカラー公開,毎月1話ずつ25日から1週間程度で,しかもメルマガでの合言葉がないと全部読めなくて,つい読み逃すことも多いのですが,

今,シュガルンピアス発売記念で,これまでに公開された1〜30話が全話公開されてます!
5/14までの期間限定ですが,これはうれしい。
ほんとかわいいです。



ちなみにシュガルンピアスは,主人公たちがつけているピアスを模ったシンプルなフープタイプ。



細かいところの描写を書き込めるのは漫画の特権かなと思います。
読み手が気づかなくてもいいんです。
気づく楽しみもあるし。

小説だと,家や持ち物の描写を事細かくしたら,小説の文章上の視点として,読み手は読まないわけにはいかなくて,細かいところにやたらと目のいく人か,描写されている対象がやたらと他の人と違って印象的か,みたいになってしまい,世界観を表現するには違うアプローチが必要な気がする。