すべての人の 新しいコンディショニング
The Way for All 「ROUTING」
こんにちは、キャプテンTです。
早いですね、もう1月が終わります。
28日しかない2月もあっという間なんでしょうね。
もうすぐ春、は気が早すぎですね。
「スポーツ=sports」の語源は「気晴らし、遊び」にあるとされています。
現代の子供達にはたくさんの「気晴らし、遊び」があります。
そのような環境の中でスポーツが果たす役割とは何でしょうか。
子供達にとって、なぜスポーツが必要なのでしょう
何を目的にスポーツをするのでしょう。
「体力をつける」
「運動能力、技術を早く高めトップアスリートをめざす」
「積極性を養う」
「チームワーク、協調性を養う」
「礼儀を身につける」
「我慢強くなる」
・・・・・
子供のスポーツには様々なことが期待されます。
しかし、どのような目的があったとしても子供自身が「楽しむこと」が条件にあるべきでしょう。
子供は(大人も)楽しくないこと、やりたくないことは積極的になれないし頑張れません。
当然、体力も技術も向上しません。
ではスポーツにおいて「楽しむ」とはどういうことなのでしょう。
単純にゲーム性を楽しむことなのでしょうか。
本当の意味でスポーツを楽しむためには「成功体験」が重要になります。
これまで出来なかったことに対して、
出来るようになりたいという思いで積極的な取り組み、
その結果、出来るようになる。
この瞬間の「楽しさ」「喜び」は非常に大きなものです。
誰かに勝つという他者との比較や競争ではなく、
個人的な成長とその実感による「楽しさ」です。
それがあれば、子供は(人は)やる気が出てそのスポーツがより楽しくなります。
「積極性、探究心」が自然に生まれ、「能力や技術」も高まるでしょう。
そのような子供達が集まれば「チームワーク、協調性」についても養うことが容易です。
このように子供達が「成功体験」による「楽しさ」を経験できれば、
スポーツから多くのメリットが受けられます。
(ちなみに「礼儀」は学校やスポーツクラブで身につけるものではなく、家庭の問題だと思います。)
ところが勝ち負けだけを成功の基準にすると、多くの子供は成功体験ができません。
1番の子供以外は、必ずいつか「負ける」からです。
何度か勝つことが出来たとしても必ずいつかは負けるので
それまでの「成功」も最後には否定されるのです。
プロアスリートにとっては「勝ち=成功」です。
それ以上に重要なものはありません。
しかし、アマチュアスポーツでは「勝ち=成功」だけではありません。
特に子供には「勝負の結果」よりも重要なことがあります。
そのひとつが個人的な成功体験です。
成功体験は一人一人ばらばらに感じるものです。
同じことが、ある子供には出来て当然で、別の子供には大きな成功として感じることがあるのです。
しかし「勝ち負け」はすべてを一つの基準で評価します。
その結果、個人の成功体験の頻度を少なくしてしまいます。
本来なら「負け」の中にもたくさんの「個人的な成功」があるはずです。
しかし「勝ち負け=他者との比較」を最重要とすることで、
ほとんどの個人的な成功は消されてしまいます。
勝ち負けを重視し、能力別にチームを編成する環境は、
子供達から「楽しみ」と成功体験のチャンスの多くを奪ってしまうのです。
一つの例として7~8歳ぐらいまでの成長の差が挙げられます。
年度末に近い生まれ月の子供と4月生まれの子供との体格、体力の差が非常に大きく現れます。
年齢や学年によってチーム編成をする日本の多くのスポーツ環境では、
年度末に近い生まれ月の子供が成功体験を感じる機会は非常に少なくなってしまいます。
成功体験が少なければ、子供は楽しむことが出来ずそのスポーツに対する興味が薄くなるだけでなく、自分に自信を持ちにくくなってしまいます。
(日本のプロスポーツ選手に4月生まれが、アメリカでは8、9月生まれが多いことは明確です。)
保護者はスポーツの種目だけでなく、チームやクラブを選択する際にも充分な注意が必要でしょう。
子供の世界にも自然に競争や順位は発生します。
しかし、多くのスポーツの世界では大人が押し付けた「競争の原理」がはたらいています。
「レギュラーになる」
「強いチームに入る」
「強い中学、高校に入る」
「プロになって多くのお金を稼ぐ」
スポーツがいつの間にか経済にすり替わります。
多くの大人はそれがスポーツの「勝ち」だと考えています。
これは現代の商業主義スポーツによる洗脳です。
そして、その価値観を無意識に(意識的に)子供に押し付けています。
そのため現代では小さな子供達も
「勝利至上主義=競争に勝つことが一番大事」
と考えるようになっています。
成功体験を勝ち負けだけに限定することは、
個人の可能性を伸ばすチャンスの多くを失うだけでなく、
子供を商業主義スポーツに都合のいい「奴隷」にしてしまうことです。
競争に参加する数が多いほど、利益も大きくなるのが商業主義スポーツです。
利益を得るのは決して子供達ではなく、そのスポーツに関わる大人達です。
どこかの誰かの利益のために自分の子供にスポーツをさせるのでしょうか。
幼少期に競争の原理が強くはたらいている環境に子供を入れないということは、
子供を商業主義スポーツから守るということです。
幼少期の成功体験は将来の「自己評価」に大きく影響します。
成功体験は自分の可能性に対して肯定的な意識を生み出します。
「やればできる」
「自分には能力がある」
そんな風に思うことができます。
このような高い自己評価は、生きていく上で最も重要な要素です。
子供たちがスポーツを経験する中で、
「成功体験を繰り返すこと」
こそが最大の目的である理由はそこにあると思います。
むしろ成功体験が得られない環境であれば、スポーツをする意味は無いと思います。
勝負にだけ価値観を持った監督やコーチがどなり散らし、ミスを責める。
このような環境で子供たちが成功体験を得られるわけがありません。
子供のスポーツに関わるすべての指導者の方々へ
どうか「勝ち負け」の価値観を捨て、
子供たちが一つでも多くの「成功」を体験出来るような指導をお願いします。
「高い自己評価=自分の可能性を信じる強い力」は、
分かりやすく言えば「自分への思い込み」です。
これは客観的な評価とは別のものです。
今、能力が備わっているかどうかは関係ないのです。
他人がどう思っていようが関係ありません。
出来ると信じてやり続けることで、能力は後から付いてくるのです。
そして思い込むことでその人は幸せなのです。
私の場合、具体的な成功体験があったのか、無かったのかは定かではありませんが
3月生まれにも関わらず物心ついたころから強烈な思い込みが続いているようです。
おかげでいつも、とてもハッピーです。
(周囲の客観的な評価はいざ知らず)
先天的な○○○かも知れませんが。
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多くの方に楽しんでいただければうれしく思います。
また、皆さんのご意見やコンディショニングに関わるご質問をお待ちしています。
ではまた来週。
Captain T
I got it !!
楽しく
勝つことだけ?
You can do it !










