今日のオープニングトレード、ポイント3月7日、SQまですんなり行くか | 日経225デイトレード波動分析、日柄分析

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日経225デイトレードで重要な波動と日柄を公開します
相場は様々な外部要因、材料で動きますが
結局大きな流れでは波動と日柄に逆らうことはできません



今年は、一般投資家やトレーダーにとって、
本当の意味で、勝ち組投資家になるか、それとも、
負け組投資家になってしまうのか、
運命が左右される1年になるでしょう。

無料動画で語られています
     ↓
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● 日経平均は  17014円 54円高

東証1部の出来高は26億5,272万株、売買代金は2兆4,902億円


日経平均は4日続伸で、2月8日以来の17,000円乗せとなりました。

2月1日の戻り高値 17905円から

2月12日 安値 14865円の半値波動ポイントである16385円に

エネルギーが溜まっているので

このラインを抜ければ大きく動くとしていた

この水準を抜けて以来続騰です。


米国雇用統計の発表を控え、上値は限られたものの

大きな出来高なしにスルスルと17000円大台乗せで引けました。

12月1日 高値20012円 から 2月12日 安値 14865円の

半値波動の17439円

そして2月1日 戻り高値 17905円

もしこれを上回って引ければ

戻りも強いと判断できますが

すんなりいくのかと不気味な感じです。


今週のメジャーSQに

売り方がこのまま17000円、17500円以上に持って上がられてジエンドとなるのか

それとも 一気の売り仕掛けで売り叩いて来るのか

メジャーSQに向けた思惑と力の勝負が見られる場面です。

転換線16398円  基準線16385円と均衡表は好転しましたが


売りたたかれるとすれば


転換線16398円  基準線16385円と

2つのラインがほぼ並んでいるこの水準と

直近の上昇スタート地点となっていて

今では目先下値の抵抗ラインとなっている

2月1日の戻り高値 17905円から

2月12日 安値 14865円の半値波動ポイントである16385円


このあたりというところでしょうか。

2月の米雇用者数は前月比24万2000人増と

市場予想を上回る増加となったものの

賃金は予想外に減少しています。

週末のアメリカ株式市場では

雇用者増の拡大を好感し、米経済が世界的な減速を乗り越えられるとの見方から上昇しています。

NYダウは62.87ドル(0.4%)上げて17006.77ドル

こちらも17000ドル大台乗せです。


そして、中国李克強首相は5日開幕の全人代の政府活動報告で、

6.5-7%の成長率目標レンジを示しています。

予想度どおりの強気の数字を公には出してきています。




重要変化日は3月17日、24日前後

SQも控えています。



徐々に雲は3月後半の変化日にむけて

16000円まで下っていく中


強さが見えているのはアメリカの経済指標だけ

イギリスのEU離脱の是非を問う国民投票、そして

中国の景気減速、不良債権の積み上がりは何も解決しないまま

地政学的なリスクが高まりつつありますし、

日銀のマイナス金利導入以来、無理やり日銀が国債を買い続けるいびつな市場です。

現在は日銀の国債買いを前提に国債入札も行われていますが
(日銀が買ってくれるので極端な話、マイナス金利の国債・・・償還まで持てば損をする・・でも金融機関が買ってくる)

日銀の買い支えがなくなれば、一気に国債売りが出るのを防ぎようがない状況に見えます。

国債の売り仕掛けをしてこられたら買い手に回るのは日銀だけという怖さです。


この状況でエネルギーの溜まる抵抗ラインをぬけて

するすると上がりましたがこのまま

半値波動の17439円

そして2月1日 戻り高値 17905円があるのかです。




外人は昨年12月以降、日本株を4兆2072億円売り越し

現物の売り越し1兆0225億円

先物は3兆1847億円と先物で売り崩してきています。

バブル崩壊の1990年年初からの大幅安の流れと

同じです。



2月第3週(2月15日─2月19日)の投資主体別売買動向ですが

現物株は外人が4053億円の売り越し(前週は5734億円の売り越し)で

売り越し7週連続となっています。


また、先物は外人が3240億円の売り越し(前週は4683億円の買い越し)で

3週ぶりの売り越し転換です。







さて、昨年から注意を促してきた株価の暴落、経済の崩壊ですが




2012年11月25日 8135円を底に

アベノミクス相場が動き始めましたがその後の高値は

昨年6月11日高値 20952円 と8月11日の二番天井 20946円です。

1月21日に付けた16017円と昨日の安値16025円で

ダブルボトムとなって 安値から高値の フィボナッチ押し、16056円で止まらず

次の最後の砦が

半値波動の14544円と見れます。


目先反発で上記のとおりどこまで戻るかに注目です。




前半戦の重要変化日6月20日前後に向けて

どのような動きが出るかに引き続き注意をして行きたいと思います。

年初来からの連続下げなど異常なことが起きていますが

昨年から注意を促してきたことです。







※2016年 には1989年バブル崩壊後のレンジ相場の

戻り高値23000円程度には戻る可能性が

まだまだ、まったくないわけではありません

1996年 6月26日高値 22750円をトップに

2001年まで続くレンジ相場


そのあとレンジを底抜けし

リーマンショックの2008年 10月28日安値6994円

それから4年後、まで 日経10000円を挟んでの

更に低い位置でのべたなぎのレンジ相場が続きました。

そして、2012年11月25日 8135円を底に

アベノミクス相場がようやく動き始めました。


しかし、その後3年、いまだ 1996年 6月26日の

戻り高値 22750円を超えられていません。

2016年はここまで戻せるかどうか。戻せるとすれば

最後のチャンスでしょう。※



個人投資家は自分の判断を信じて自分の資産は自分で守る覚悟が必要です。