アメリカ7月の小売売上高が前月比変わらずと
ここ6カ月間で最も悪かったことから
低金利の長期化観測から円への逃避需要が後退し円安傾向となりました。
更に日本のGDPの想定通りの悪さで日本の追加金融緩和の可能性
と低金利長期化でリスク資産に資金が流れるという状況です。
経済状況が悪いことが株価上昇の要因となるという
バブルの様相です。
4~6月期のGDPが年率マイナス6.8%に悪化したことを受け、
消費増税実行のための説得材料として
景気対策への期待が膨らみ建設株が上げています。
株が上がる材料としては久々に嫌な感じですが
ともかく
変化日を迎え日経平均は4日続伸しました。
叩かれていた
雲の上限15209円を昨日超えてきました。
7月31日高値15759円から8月8日安値14753円 の半値戻し15256円
も超えてきています。
25日線15326円で抑えられていますが
上記雲の上限と半値戻し水準をクリアしたことで
市場の心理は好転しています。
プーチン大統領が
ロシアは軍事力も含めて、国益の保全に向けさまざまな手段を有しているが
軍事力はあらゆる問題を解決できるものではなく、ロシアはこれをむやみに行使しない
と述べたことから
地政学リスクが緩和されるという期待から
NYダウは61.78ドル高の16713.58ドルと上げています。
先週の米新規失業保険申請件数は
31万1000件で市場予想以上に増加し
6週間ぶりの高水準となっています。
日経平均は上昇波動をキープできれば●●を目指しますが・・・・
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