このブログは今日の波動の分析
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●日経平均は 8726円 28円安
NYダウ高や円高一服で輸出株を中心の買い戻しと
6月の首都圏マンション新規発売が前年同期比16%増となって
不動産株が買われましたが、アジア株が弱く
為替が78円台の円高に振れ先物売りから下げました。
TOPIXは3年ぶりの9日連続安となりました。
非鉄金属など素材関連、海運株などは底割れしそうな銘柄が多くあります。
昨晩のNYダウは
インテルやハネウェル・インターナショナル等の利益が予想を上回る決算だったこと
米住宅着工件数が4年ぶりの高水準に増加したこと等が好感され
103ドル高12908ドルとなっています。
7月3日の12943ドルを終値で上抜けるかどうか、もう少しとなりました。
12943ドルを抜けれないなら
11512ドルが下値目途となる可能性はまだ残ります。
引き続き注目です。
バーナンキ議長は2日目の議会証言で、
米国の財政状況は「持続不可能」だとあらためて表明しました
米国債市場は、金融当局の追加行動を織り込む形の上昇で
アメリカ10年債利回りは前日比1bp下げて1.49%
過去最低利回り6月1日の1.4387%に迫っています
ドイツ5年債の利回りは過去最低の0.254%
英国5年債も過去最低の0.472%となっています。
世界的な景気の弱さを示していると言えます。
市場では緩和期待とリセッションの強力な綱引き状態がまた始まりそうです。
ですが前回と違うこととして、
市場が金融政策のコストと限界を
意識し始めているということです。
日経平均については
17日に 遅行スパンが基準線を上抜けたあと
昨日もその状態が続いています。
市場でのテクニカル面の注目は
25日線8811円の上に株価が頭を出すかどうかです。
日柄調整は進んできています。
次の変化日7月25日、26日までには、いくらなんでも
上下どちらかに雲を抜けて勝負が付くはずですが
揉みあいのまま雲の下限を割り込むことなく
上抜けてくることもあるかもしれません。
反対に雲を下抜けた場合
6月4日安値、8238円を割れ
前回の安値割れまで一気に行くというのは変わらず見ておくところです。
もしそうなれば絶好の買いチャンス到来です。
方向感無しの状態からどちらに動くか
正念場が続きます。
上げれば10078円、下げれば 8135円から7928円
このあたりまでは可能性があります。
今の時点で上がる、下がるの判断は
まだまだ、半々、50%としか言えませんが
遅行スパンが基準線を上抜けた事実等は
冷静に見て行きます。
個人投資家は自分の判断を信じて自分の資産は自分で守る覚悟が必要です。
※変化日
7月25日、8月3日重要 8月20日、(10月1日)
(1日、2日の違いは許容範囲として変化日とします)
●今日の日経先物
昨日の先物は
8730円から8780円のレンジで動くか
下限 8700円
上限 8810円
としていましたが
ザラバ高値 8800円
ザラバ安値 8710円
とほぼ想定通りでした
CMEは 8795円
本日の先物は
8750円から8790円のレンジがサポートになりそう
下限 8750円、8710円
上限 8860円、8910円
というスタンスで見ます。
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