FOMC注目 | 日経225デイトレード波動分析、日柄分析

日経225デイトレード波動分析、日柄分析

日経225デイトレードで重要な波動と日柄を公開します
相場は様々な外部要因、材料で動きますが
結局大きな流れでは波動と日柄に逆らうことはできません

●日経平均は 9682円 3円安

ザラ場高値9732円まであって
21日のザラ場高値9725円を一時上回り
陽線引けをしましたが終値ベースでは前日を上回れずに終わっています。

午後からは先物の大口買いが入っていました。
中国などアジア系のバスケット買いで
TOPIX現物、先物へ100億ずつの資金流入もあったようですが
東証1部の売買代金は1兆1660億円と依然薄商い。

ところで
21日に出ていた
日経平均日足十字線ですが
これは同じく
4月19日に出た 十字線と


2月17日高値 10891円から
 3月15日安値 8227円の
半値戻し 9559円(雲の上限と同じ)


を挟んで対象形になっていました。
終値ベースではここ(4月21日ザラ場高値 9725円)を
上抜けませんでした。



4月13日 9317円を割るか
4月 1日 9822円を抜けるか

ですが、


もし、9822円を上抜ければ
上昇トレンドに変わるのかといえば


フィボナッチの9873円があることと

200日線は下降から上昇に変わってきましたが
ほぼ横ばいで9805円

そしてこの
長期線200日線の下に日経平均が潜り込んでいる。

このような状況では
まだまだ、下降トレンドの戻りと言う認識。


5月の安値

下値メド8156円、7623円、の可能性は残ります・・。


このところの為替市場は悪材料探しになっていて
悪材料が出た通貨を思い切り叩くという
もぐら叩きになっています。

目先は、FOMC待ちのスタンスですが、
ドルは先週、主要通貨すべてに対して下落しました。



4月に入るまでは
連銀関係者から次々に金融緩和終了を思わせる発言が出てきて

バーナンキ議長のゴリ押しもここまでかと思わせましたが

先々週から今度は

金融引き締めに慎重な発言が相次いで出てきました。
そうして金融緩和終了観測が後退するとともに
アメリカ経済指標の悪化が懸念され
ドルが売られました。


そこへ合わせて
絶妙のタイミング?で
S&Pがアメリカの財政再建が厳しいことへの警告から、
長期格付け見通しの引き下げを発表し、

NYダウをはじめ世界的に株価が反発。
資源国通貨、新興国通貨も買われて
ドルが売られました。


FOMC会合後にバーナンキ議長は何というか・。

おそらく、量的緩和第2弾は6月末で終了するが
その先の金融引き締めは今言えるタイミングではない
引き続きインフレ動向に注意する・・・と言う感じでしょうか・・。

またもバーナンキ議長がドル安、NY株高を支援・・・。



NYダウについては14日に書いた下記のとおりです。


2009年3月安値 6469ドルから
2010年4月高値 11258ドル
2010年7月安値 9614ドル

の中期上昇トレンドの上値目標は
12403ドル 12759ドル 12902ドル
というところです。

前回

2月の高値は12389ドル
この時点での上値目処は12403ドルとしていました。


今回それを超えて4月6日に12450ドルに到達し
その後高値揉みあい。

ここで2番天井をつけてくる可能性はありますが
上昇しても目先12759ドルから12902ドルが
目先の高値目処・・。


12759ドル 12902ドルを超えられるかどうか。


個人投資家は自分の資産は自分で守る覚悟が必要です。
ここからは高値掴みをさせられないよう注意です。



下記変化日は要注意。
特に5月11日の2日後はSQ日でもあります。

※変化日、4月19日、5月11日、5月20日
(1日、2日の違いは許容範囲として変化日とします)



オープニングトレードシグナルは一切の裁量、相場観を排除して
システムに基づいたシグナルをお伝えします



●今日の日経先物

先週末の先物は

上値目処 9740円

としていましたが

高値 9740円まででした。


今日はどう動くか。


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先週末イブニングセッションは
小動き 9690円


このあたりで寄れば

9640円から9720円のレンジでの動きになりそう

レンジを放れた場合

下値目処 9520円 9500円
上値目処 9780円 9830円

というスタンスで見ます。



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