先日、大手自動車アフターパーツメーカーのトラストさんが民事再生法を申請されました。
主な原因は若者の車離れによる需要の低迷だそうです。
弊社も昔エアロパーツなどを開発製造し、販売させていただいた時期もございました。
この報道を耳にして、とてもつらい思いです。
私が自動車免許を取得したのはもう20年以上前ですが、
当時とりあえず車が無かったら、遊びにいけない、彼女も出来ない・・など必需品でした。
またその車もノーマルではだめで、かっこよくなければなりません。
アルミホイール、車高、オーディオ、エアロパーツ等々お金をかけて自己主張しました。
今よりも規制が厳しく車高短はだめ、エアロパーツもだめマフラーもだめでした。
それが10年ほど前から規制緩和され、ある程度ユーザーの自己管理に任せられ
いろいろなパーツが合法で世に出回りました。
それから10年ほどですが、現在国内の自動車の売れ行きすら思わしくありません。
それに人口減少時代に突入、さらにはガソリン価格の高騰、頭が痛い。
僕らの時代は無理してでもローン組んで、とにかく車を手に入れて
手に入れたら、さらにそれにお金をかけました。
それが今では自動車免許すら持たない若者が増えているとか・・・
現在の若者の支出を考えると
僕らの時代と何が違うのか
景気が悪いというのが一番大きな要因ですが
昔には無かった携帯電話、インターネット
中でも携帯電話の通話料、情報料が大きいでしょうか?
携帯の通話料は一月に1万円強?大変。
それ以外に、任意保険料も値上がりしています。
これは皆さんあんまりご存じないかと思います。
昔(外資系が参入してくる前)は年齢制限も26歳未満不担保まででした。
それから30歳、今では35歳まで細分化されています。
これは若者の任意保険料の高騰につながっています。
若い人は事故を起こしがちです。これは間違いありません。
保険会社さんは事故を起こす若い人はいらないんです。損するから。
外資系はある程度歳とった事故を起こさない人(儲け頭)だけをさらっていき
若者は置き去りです。安くなる分どこかにしわ寄せがきます。
これが若者の保険料の値上がりにつながっています。
そのうち70歳以上不担保とか出てくるんじゃないでしょうか?
今の若者の任意保険料も昔より倍ほどになっています。
保険というのは『加入者同士で相互の助け合い』という精神が基本です。
自賠責保険料は安全ボディ、エアバック、ABSの普及で下がり続けています。
飲酒運転の取締りがきつくなったのも値下がりの要因でしょう。
いずれにしても自動車に魅力を感じなくなった若者たち
欲しくても買えない、維持できない、しかもガソリン高い。
車ナシで彼女とどうやってデートするのでしょう。
車ない→彼女いない→結婚しない→子供ない→少子化
この構図簡単に想像できます。少なくとも私の時代ではそうでした。
これはもうみんなの努力ではどうしようもない。
社会情勢だといえばそれまでですが
なにか政治主導で対策しないとやばいような気がします。
それか官僚のエライサンはもっと先を見据えていらっしゃるのかな。
確かに車が少なくなればCO2削減に寄与しますけど・・・
このままでは国内の自動車業界は萎縮する一方です。