こんにちは。

 

タロット占いをしている

 

Routeです。

 

 

 

 


フジコ ヘミングさんのお名前は、

存じ上げていたのですが、

詳しいご本人のこと、

その演奏を知ったのはこの番組でした。

始まって7分ほどで始まる、

ショパンの夜想曲。

その前に言う言葉が、

「私の場合は

1つ1つの音に

色を付けるように弾くからさ・・・」

というのが本当に、

さりげなく言っているけれども

その通りで

一瞬にして、

引き込まれてしまいました。

映像も間接照明でとても良い

ナレーションも文字で

余計な音の一切ない

秀逸なドキュメンタリーです。

ピアニストとしてだけでなく、

また奏でる音楽だけでなく、

この方がどれだけ魅力的かは、

そのおしゃべりからよくわかります。

レナード・バーンスタインに見初められ、

彼の前でピアノを弾いた時の、

嬉しさを押し殺しながら話す姿は、

とてもチャーミングでした。

その後の衝撃的な、

悲劇の前の最高の瞬間だったのでしょう。

年齢は不詳とされていますが、

80代くらいだと思われます。

戦争に翻弄され、

またハーフであることで

国籍にも翻弄され、

深い悩み、苦しみが折り重なって、

熟成し、

この音色があるのかと思うと、

たとえ苦しいことがあっても、

人生において決して

無駄なことはないと、

思わされます。

そうしたフジコ・ヘミングさんの

人生の珠玉の言葉が詰まった本が

くよくよしない力、

 

たどり着く力、

 

14歳の夏休み絵日記などなど。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。