ある土曜日。気が付いたら13時まで寝てしまった。
娘は仲良しのはとこのおうちへ遊びに行ってる。(実母が連れってた)
パパはリビングでラジオもテレビもつけないでスマホ見てる。


そして、朝(?)起き抜けにあれこれ文句を云われる。

夜更かしすんな。
ベッドで飲食するな。
洗濯ものを片付けろ。


朝からうるせぇえぇ

腹立つなーくそーー


冷蔵庫からっぽでなんにもなくて、辛うじて残ってたアイスでいーやーと思っていたら(つくづく食に興味のないわたくし…)
パパが「なんか買ってくる」とバッグ持って、目の前のスーパーへ行った。
そしたらマジに買ってきた。



私の好きな海鮮丼とカルピスソーダを買って来てくれた。



結婚して6年。流石。私の好みを熟知している。


…こーゆー時、私は結局はこの人には適わないなーと思う。
喧嘩したって、「もう口も聞いてやんねー!」と思ったって、八つ当たりされたって、新婚の時ほどの優しさがなくったって私はこの人には適わない。



こーゆーところだ。
…結局私はパパにベタ惚ればなんだ。
単純に愛し愛されたい。

そして私たちが愛し合ったから生まれてきた新しい命。
愛しい愛しい私たちの娘。(しょっちゅー暴君になるけど)
遊具がたくさんある色んな公園とか、ショッピングモールとか、3人で行く時の満たされた気持ち。


ちょっと、いや、かなりめんどくせー、生きるのに不器用な男ではあるが、まぁそれはお互い様だ。
…双極性障害についてもよく理解してくれて。
家出したり、長期間入院してたり問題だらけの私。


私の知らんところで云っていたらしい。



「ママは、居てくれるだけでいいんです。何も出来なくても。」