…これは誕生秘話ではないが…
私がGCUに足を運び始めてどれくらいたったかな…


娘が生まれた年はオリンピックシーズンだった。
2022年冬季北京オリンピック。

冬季と云えば、もちろんフィギュアスケート!
私は無類のフィギュア好きで、無類の羽生結弦の大ファン。

私に感化されて、主人も一緒にフィギュア好きになってくれて地上波でやるなら見てた。
だから選考会である全日本選手権も見て、北京オリンピック楽しみにしてた。
今回は実力のある鍵山くんもいるし、なんと云っても羽生さんの3連覇と4Aがある
見ない選択肢はない。



…しかしそもそも今年は見れるのか?



生まれる前から心配していた。
新生児のお世話をしながら、オリンピック観戦なんか出来るのか?
それにどうせ見るならライブで見たい。
もちろん録画するけど。

あの時は今のような状態になるとは思っていなかったので、どうなるのか全くわからなかった…



そしてこんな事になるなんて…
よかったのだか、悪かったのだか…


GCにはいつも13時に行く、と伝えてあるし実際に13時に行ってた。
しかし運命のその日は放送時間調べて16時に行くと伝えた。
フィギュアスケートは昼間にやるし。
ごめんね、ゆづちゃん。。
ちょっと我儘云わせて…


生活している亡き祖父ん家に、パパはいつも私がGCUから帰ってくる時間にやってくる。
その日はもっと前来て、冷凍パスタをお昼ご飯にしてリビングのでっかーいテレビをで見る。
有象無象を見ながら来たるべき時を待つ。

いざ。ショートのロンカプ。



あああ!!

冒頭の四回転サルコウが抜けた!!!

パパと「え」と二人で思わず固まった。
そして心の動揺を押さえつつ、美しいステップを見る。
ま、まさか…

そしてフリーの日も16時からにしてもらい、主人と見た。
4A…ああ転倒…
難しいんだな…

正直読んでいたとおり、鍵山くんが銀メダル。
そしてまごうことなきチャンピョン、ネイサン・チェン。

…羽生さんはメダルを逃した。


ふたりでああああぁぁっぁと嘆いた。
その後は13時に伺う時間に戻った。

***

ある日、よく一緒になるお母さんがGCUにやってきた。
見る限り双子を出産したんだと思う。
その双子の片割れがしばらくGCUから退院するようだ。
荷物をまとめて嬉しそうなお母さん。
例外としてお父さんも来ていた。
双子を一人ずつ抱いて荷物持って退院。

よっぽど「退院おめでとうございます」と云おうと思ったけど
タイミングが合わなくて。。


…いいなぁ。


うちの子は一体いつになったら、退院できるんだろう。



先生に「お母さん、母乳の出が悪いようでしたら無理して搾乳しなくて大丈夫ですよ。今の粉ミルクは母乳と同じくらい栄養があるんで。」

て、いわれちゃった。
それ以来、もう搾乳はやめた。