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夏の甲子園、母校K高3回戦での戦いぶりに感涙した。監督の采配+選手の気概と力量+応援団の熱気の3つが相まっての勝利。延長10回タイブレークを制してのベスト8進出。後輩たちの活躍にエールを送りたい。

 

他の高校は、野球入学OKの、全国から粒揃いの中学生球児が地元の高校でなく越境で有力高に集う。全国区で選手を集める有力校が幅を効かす中、K高は違う。純粋培養のサラブレッドたちだ。

 

野球も、箱根駅伝もそうだ。スポーツ入学なしと有りの高校同士の戦いというのはそもそも同じ土俵でいいのかという見方もある。個人戦の陸上、水泳と違い、チーム戦の野球、バレーボール、バスケなどは真のアマチュア・スポーツとちょっと違う戦いになっている。

 

作新学院エースでノーノー、完全試合を達成した怪物江川投手は、プロ野球のドラフトを蹴り、K大受験に挑むが、結局受からず法大に進学したほど、スポーツ入学を認めないK高、K大は他校とは一線を画している。(もちろんT大も)

 

僕が今勝負している音楽の世界も本来アーティスト自身の作品、技量が全てのはずだが、最近のJ問題やレコ大、紅白・・・などを見ていると、どう見てもおかしいという状況になっている。そういう人気、大賞、メディアや流行に流されず、媚びない、純粋に音楽性、芸術性で評価される土俵で戦っていきたい。

 

ルート66の路上で思うこと、それは効率の良さ、スピード、優劣を競うのではない、真の旅の意味がそこにあるということだ。

 

映画イージーライダーのピーターフォンダの父、ヘンリーフォンダ主演の映画「怒りの葡萄」の原作の中で、スタインベックは1930年代の大恐慌の時代、貧困から抜け出そうとルート66をたどってカリフォルニアまで行く主人公一家を描いた。

 

ルート66の道すがらにはネオンサインに彩られたキッチュなモーテルや、先住民が自作の品物を取引するトレーディングポスト、奇妙な名前のバーやレストランが点在するアメリカの真髄ともいえる場所を訪れることができ、長距離を移動する旅行者は、旅の途中で地元の文化を体験し、逆に地元の文化は外の世界に触れることになった。この道を行くと、旅が単なる手段ではなく、探検を目的としていた時代の世界を垣間見ることができる。まさにアメリカの原風景、「マザーロード」だ。

 

僕自身、10年前、夢を描いて全財産叩いてルート66を通り、グランドキャニオンの撮影ロケに行った。キャニオンの垂直に切り立った3000mの断崖の上でギター一本、足が震える中ミュージックビデオを撮影した。ちびりそうな中、笑いとかやり直しのない、一世一代、真剣勝負の感動的な地球環境問題を描く映像作品のワンシーンとなり、グラミー賞に出品が出来た一生の記念碑になっている。

 

音楽もスポーツも、人生の旅と同じ。純粋に挑戦することの意義を実はK高生達は逆説的に教えてくれているのだ。出世、有名企業、給料、ボーナス、見栄・・・そんなものに意味がないということを・・・

 

8/19土のベスト8でのK高の戦いが楽しみだが、勝ち負けでない感動を見たいだけである。