新型インプレッサに試乗してきたぞい | Webサイト「ENDURANCEな日々」出張ブログ

新型インプレッサに試乗してきたぞい

発売されてまもなく一月となる新型インプレッサにやっとこさ試乗してきました。
時間がないというものあるけれど、所詮はひやかしなので込んでるときに行くのも気が引けていたというわけで。

んで、試乗グレード。
セダン(G4)の1.6i-Lです。
試乗車にはスポーツの2.0i-Sもあったのですが、新エンジンと言うことでテンロクを試乗。
もっとも、札幌は当然雪道でスタッドレス履いてるので、その辺はさっ引いて評価。

●エクステリア、インテリア
・外見のぱっと見は大きく見える。ボリューム感があるというかな?ボンネットの厚みがあるのと、キャビンが前後に大きくなったのでそのためかと。
・プレスラインが安定感のあるデザインでいい。
・やっぱテールランプはカラードの方がしまりがあって格好いい。
・どっからどうみてもスバル、なデザインで好み。いやらしさや下品さの無いデザイン。
・インテリアは、ソフトパッドが大量に使用されていて豪華は豪華。
・でもインプレッサってアクティブに使う車なのだから、雑巾で拭くのがためらわれるような内装は個人的には”?”。

●シート
・座り心地は良好。サイドサポートは低いが、クッションがしっかりとサポートしてくれるので問題はない。
・車高は1cm下がっているのだが、座面が上がったので座りやすい。
・座面が上がったと言っても、空中に浮いているような感じはない。
・これは長距離でも疲れないんじゃないかな。
・シートのバックレストが上がったので、背中も疲れにくい。ステアリング操作に干渉することはない。
・ドライビングポジションはきわめて取りやすい。

●視界
・Aピラー下の三角窓、きわめて見やすい。この時期、札幌は除雪した雪の壁で見切りが悪いのだが、停止線位置に止まるとちょうど三角窓の位置に横断歩道があり、歩行者の視認性は◎。
・かなり前方視界が広いので、車がかなり小さく感じる。
・ドラポジを取ると、メーターがステアリングの切れ目からしっかり、全部見える。スバル車では当たり前だけど、前に某M社のデ●オに乗ってみて当たり前じゃないんだと気づいた^^;

●運転してみて
・ステアリング特性は”リニア”。切った分だけきちっと曲がる。
・そんなに高回転までは回せなかったが、かなりトルクフルなエンジン。CVTの恩恵でもあるか。
・元々私は所謂”CVTの癖”(回転数と速度が同調しない)は嫌いじゃない。むしろエンジンのおいしい部分だけ使ってるのがよく分かって好き。だが、このCVTは加速時はその癖はないので、議論するまでもない。
・トルコンのロックアップはかなり早い段階で働く模様。トルコンが滑ってる感覚はあまりないし、ブレーキング中にロックアップが切れた際の空走感もない。
・ブレーキはかなり扱いやすい。このくらい効かせて、あそこで止めたい、と言ったことが一発で決まる。
・車幅感覚はつかみやすい。冬は道が狭くなる(笑)札幌ではありがたい。
・乗り心地きわめて良好。なのにほとんどフラットライド。この時期、路面は氷ででこぼこなのだけど、ショックはほとんど感じないし、ステアリングが取られることもない。
・マンホールの所は融けて凹になっているので(10cm弱)、左のタイヤを落としてみたけれど、運転席ではほとんど何も感じない。おお、凹が有ったな、とはわかるけれど、体が揺さぶられることも、車が進路を乱すこともない。

<気になったこと>
・若干、アクセルの遊びがきになった。一般的には少ない部類だけれど、踏むか踏まないか、という微少な操作域でエンジンが反応しない。ま、それで追加して踏み込んでも、踏みすぎると言うことはないけれど。
・ドアミラー、やっぱり若干近いかなぁ。ギリギリ視線移動だけで目視できる範囲にあるけれど。やっぱり視線の事を考えるとフェンダーミラーが(以下戯れ言)
・バックミラーによる後方の視界、トランクが見えないのでバック駐車は気を遣うかなぁ。5ドアなら問題ないでしょう。
・エンジン音、静かすぎるよぉ、と富士重工原理主義者予備軍は思います。

<総評>
・恐ろしいまでの完成度。これが年改受けるんでしょ、これからいったいどうなるのか…
・もともと、某T社カロ●ラの1.5とインプレッサの1.5を比較しても実用燃費はインプレッサの方が上だった。今回ので燃費、走り、安全性、すべての面で大きく突き放したと思える。
・道があれば、何処へでも行ける、そんな車だと思う。