9月19日に、横浜で開催の、杉山清貴40周年バンドツアーに参加します。今日は、大井川ミュージコで、杉山清貴さんのアコースティックツアーがあり、会場へ行くと当日券があるという。しかも1階9列目が並んで5席空いているので、その真ん中を購入。左右に人がいない状態で、ゆったりとコンサートを観ました。オメガトライブ時代の曲はなく、すべて杉山清貴ソロ名義の曲ばかりで構成された2時間でした。声は良く出ていて衰えを感じることはありません。ただ、こうして杉山清貴ソロ名義だけの曲を聞いていると、楽曲の持つ力が弱いと感じました。オメガトライブ時代は、藤田浩一さんの想いを形にすることを目的に、作詞家・作曲家・演奏者を厳選し、異なる音楽性の杉山清貴さんの声の魅力を活かした、よくプロデュースされた作品群は、非常に優秀だったことが判ります。以前、加藤和彦さんが桃井かおりさんの番組で、「80点の曲はいくらでもすぐにでも出来るけれど、それ以上の曲はなかなか出来ない」という主旨のことを言っていました。杉山清貴ソロ名義の曲で80点以上の突き抜けた曲は、「さよならのオーシャン」「long time ago」「alone」「reflexive love」「miss, dreamer」「サンセット・ラブソング」「最後のHoly Night」「風のLONELY WAY」「無言のDIALOGUE」「Yokohama Sundown」「Wishing your love」だと私は思いますが、今日のコンサートで歌われたのは、この中からは1曲だけでした。満足度としては高くないコンサートとなりました。

 

 

40年前、男友達5人とコンサートを観て会館の外に出ると、向こうから人混みをかき分けて彼女が近づいて来ました。「当日券で入ったの」彼女はそう言いました。いつもコンサート後は友人達とファミレスに行ってコンサートの事を語り合うのですが、この日は、友人達に彼女を紹介し、彼女と帰ることにしました。彼女はずっと、僕とコンサートに行きたかったのだと、あの日、知ることになりました。

 

 

今日も、会場の外に出た時に、あの日のことが思い出されました。

君はもう、そんな昔のことは覚えていないのだろうね。