まだ宮城に来て2ヶ月も経っていないと言うのに。




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土地勘の無い地域で仕事をするのだからナビは必須だ。
なので、ポータブルナビが手放せない。
宮城に残して来た人の為に、自分が使っているナビは向こうに置いてきた。

で、昨日の夜10時半ころ現地から電話があった。
現場の場所をナビにセットしたいが、やり方がどうしても分からないと。
自分もうろ覚えながら、「メニューから~目的地のボタンを押して~住所で検索のボタンを~」と
一生懸命説明するのだが、宮城県の次に石巻市の「い」が出てこないと怒っている。
そんな筈はないと、説明してもどうしても分からないらしい。

しょうがないので、住所を聞いてグーグルマップで確認し、店舗名から電話番号を検索した。
電話番号を伝え、何とか目的地設定は出来たみたいだが、
案内スタート押せばいいのかとか、エンジン切っても大丈夫かとか、
イチイチ五月蝿いので、「いや、万が一消えても一度セットした目的地は履歴に残る」
と説明しようとしたが、履歴は何処から出せばいいのだと聞かれるのがオチなのでやめといた。
眠かった。

そして今日の早朝5時半に携帯の着信音で叩き起される。
出てみると「ピンクの点々が一度走った所なのか?」と聞いてくる。

意味が分からない。

ナビの案内通りに行けば良いのだと言うと、案内しないと言うので、面倒くさいから
またグーグルマップで電話越しに道案内する事にした。
「で、45号線から398号線に乗ったら○○の看板があるから、そこを左に~」
と説明している最中に電話の向こうから

「ポーン およそ300m先 左方向です☆」

案内してますね?

しかも、ナビの言う事を聞かずに、手前で曲がってしまったらしく、「○○○」って工場の
脇にいる!とキレかかっている。
私もキレそうである。
何とか、こちらから説明して辿りつけたようだけど、大の大人が2人もして
ナビを使いこなせないとは情けない。

大体、年配の人がデジタル機器でつまづくのは、まず、
・画面内の説明を読まない
・スクロールに気がつかない
・メニューの階層構造が理解出来ない
この3つだと思う。

さらに、ボタンなのか柄なのか分からないようだ。
父親に「どれ押すんだ?」とよく聞かれる。
デジタルに苦手意識があるから、ボタンを押すことに躊躇するから、中々先に進まない。

んなもん、手当たりしだいポチポチ押したって、間違えれば「戻る」押せば良いだけなのになぁ。







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日曜に茨城に帰ってきてから3日が経った。

いつもと変りない地元の景色に、被災地に入った7日間が嘘のような感じだ。
平凡な生活が、何もかも満たされた生活だと気づく。

また日曜日には宮城に入るから、今のうちに子供たちと沢山遊んであげようと思うのだけど、
1週間も会社から離れたせいで、仕事が溜まっていて夜も中々早く帰れない。

世の中には長期で単身赴任しているお父さんもいっぱいいるだろうからなぁ
でも、普段はやかましい子供たちも、離れ離れになると思うとパパは少し寂しいのです。