6時起床、旅行前のようなドキドキ感がある、次いつ風呂に入れるかわからないのでシャワーを浴びる、朝ご飯はなし水も6時まで、子供たちを実家に預けて嫁と病院へ
午前8時30分
入院受付、そのまま歩いて手術棟へ
午前8時45分
手術準備室へ、体温測定をし手術着に着替える
看護師さんは伝達麻酔を伝麻と連呼してた
午前9時
人生初の手術室に、執刀医はすでに中で待機していた。
嫁の帝王切開に立ち会ったことがあるが、それほど手術室~って感じがなかった。しかし、ここはテレビとかで見たまんまの手術室、今から手術するんだと緊張感が高まってくる。
自分で手術台に寝そべる、左手は手術用の台へ、右手は留置針と指にパルスオキシメーター、足首に血圧計、胸に心電図、手術室に響き渡る心電図の音
局部麻酔の場合は「何か音楽をかけますか?」とか聞かれるのかと思ったけど、何も聞かれることなく、何故かBzが流れていた、先生の趣味なんだろうか。
まずは麻酔から開始、左腕の脇の下に超音波エコーで神経の位置を確認しながら少しずつ麻酔薬を入れていく、痛いと聞いてたけどまったく痛みはなかった、そして脇毛は剃らなくてもよかった。
暫くして左腕の感覚が無くなって来たところで左腕と顔の間にシートでかぶして、手術の様子が見えない状態になり、左腕に加圧して血流を止めるための器具を装着、念入りに腕のあたりまで消毒して、指先に針を刺して痛みがないか確認、まだ微妙に痛かったので局所麻酔を追加してもらう。
先生が術式を読み上げ再度本人確認、手術時間は1時間程度を予定、この時点で手術室に入ってすでに30分は経ってたんじゃないかな
加圧開始、左手の血流を止めて手術が始まる
メスが入り皮膚を剥がす、ここで断端神経腫が発見される、左側の神経は指に引っ付いて行ってしまったが、右側の神経も第二関節辺りで切れて神経腫を形成していたようだ、二人目の先生が「断端神経腫かどうかは切ってみなければわからない」とか言ってたのを思い出した、ホントに切ったら分かるんだ、是非見てみたかった。
先生は
「これを今処置することは出来ないので、このままにします、痛くなければ神経腫とは言わないので」
しかし、両側神経がないのに何故突端が痛いんだろうか?
ここで加圧を一度開放、たしか加圧時間を言ってた気がする、血流を止めてる時間を確認しているんだろう、そして瘢痕の血流を確認、少し薄いものの血流が確認できたので、このまま瘢痕を残して被覆するとのこと、再度加圧開始、人によっては痺れた感じがして痛くなってくる人もいるようだが、自分は最後まで何ともなかった。
頭の方向に時計があることに気づいた、その時点で10時30分、縫合が始まる
「ゴーゼロのないろん」
ER救命救急で良く聞いたフレーズ、にしても縫合時間長い、いったい何針縫ってるんだろうか、暇だったので先生に聞いてみたら
「数えてないから、抜糸の時に数えてみて」と、言われる。
無事手術終了
消毒液をふき取って、包帯を巻いて、次の瞬間
胸の上に何かが乗ってきた!![]()
一瞬何が置かれたのか分からなかった
何かが突然転がってきたのだ
左腕だった![]()
左腕は自分のモノだという感覚がまったく無い
生暖かい肉の棒![]()
ものすごい気持ちわるい・・・
しばらくして、病棟看護師が車椅子を持って迎えに来てくれる、人生初の手術室に、人生初の車いす
たった二時間寝てただけなのに起き上がったらフラフラ~