日本から参戦した親友の久美さんとともに、念願の「マチュピチュ」へ行ってきました![]()
今年1月にあった土砂崩れによる被害のせいで、マチュピチュ行きの列車が途中の駅からしか運行しておらず、通常よりも大変な行程になりましたが、その分余計に感動もひとしおのはず!といつもながら前向きに旅立ったのでした![]()
まず、マチュピチュに行くためには、ペルーのリマを経由して、クスコという世界遺産の古都に行かないといけません。
リマからおよそ飛行機で1時間15分ほど![]()
私たちはメキシコシティから一旦リマに入ってトランジット。
ちなみにメキシコシティからは6時間弱。夜中23:55の飛行機で、朝6時前にリマに到着。そのまま、クスコに向かう飛行機に乗り継ぎました。
クスコに到着!
インカ文明において、政治、経済、文化の中心地であった都、クスコ。
クスコの紹介は後ほどするとして、まずはマチュピチュまでの道のりに続きます。
私たちはクスコで1泊し、翌朝早朝4時にホテルを出発。車で5分ほどのワンチャック駅に向かいます![]()
本来ならサンペドロ駅から直接マチュピチュ駅まで列車が走っていたのですが(約3時間)、土砂崩れで途中の駅(クスカクチョ駅)からしかマチュピチュ行きは運行しておらず、そこまでペルーレイルが運行するミニシャトルバスに乗って2時間半ほどでこぼこくねくね道を走ります![]()
(ちなみにこれは帰りに乗ったシャトルバン)
やっとクスカクチョ駅に到着!!
小さなバンに乗っての移動で既に疲れてしまってますが、すっかり夜が明けている外の景色を見て綺麗な空気を吸ったら、元気が出てきました![]()
ペルーレイルは3種類あって、優雅なハイラムビンガム号(チケットはかなり高いとか)、便利なビスタドーム号、リーゾナブルなバックパッカー号があります。
私たちは真ん中のビスタドーム号を選択。
チケットとパスポートチェックを受けて、いざ乗り込みます!
”ビスタドーム”と言う名のとおり、天井が窓になっていて、車内は日の光で明るく照らされています。
窓の外にはのどかな風景。軽食もサービスされ、快適な列車の旅が1時間半![]()
クスコから列車だったらずっと楽なんですけどね![]()
マチュピチュ遺跡まで最後の乗り物、シャトルバスに乗って約30分、山の斜面に張り付いたような蛇のような道(ハイラムビンガムロード)を走ります![]()
細い道の片側には緑が茂り、片側には雄大な渓谷が広がり、幻の遺跡への道にふさわしい雰囲気。
気分も最高潮に盛り上がってきました![]()
つ、ついにマチュピチュ遺跡の入り口に到着しました!!
(マチュピチュ概要)
山裾からはその存在を確認できないことから“空中都市”とも呼ばれるこの遺跡は、スペイン人から逃れるために、あるいは復讐の作戦を練るために、インカの人々が作った秘密都市だったともいわれている。 マチュピチュの総面積は5平方km、その約半分の斜面には段々畑が広がり、西の市街区は神殿や宮殿、居住区などに分かれ、周囲は城壁で固められている。
入り口でチケットを見せ、いよいよ中に入ります。
まず見えてきたのは茅葺屋根の貯蔵庫。
この段階ではまだマチュピチュの全景は見えません。
ここでは、畑で採れたジャガイモなどの農作物や、農具を保管していたそうです。
ここからかなり勾配のある坂道を進んで行くと・・・・
(ちょっと!久美さんそんなポーズしたらしんどそーに見えないんですけど・・・(-。-;))
急に視界が開けて、突然遺跡やアンデスが目の前に広がります![]()
いきますよ~![]()
3
2
1
おお~![]()
写真で見た光景そのもの![]()
気分は最高潮に達し、ここまでの疲れも一気に吹っ飛びました!!キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!
しばらくボーっOo。。( ̄¬ ̄*)
モノクロも絵になるな~
この景色をしばらく堪能し、インカ道と呼ばれるインカ時代のマチュピチュに至るメインロードを進むと・・・
ん??
何か視線感じるな~。
うわ~!!!
リャマに遭遇しちゃいました~![]()
ラクダ科の動物で、つぶらな瞳がとっても愛くるしいんです~![]()
遺跡のアンデネス(段々畑)の中では最上段の高台に立つ、見張り小屋。
ちなみに”アンデネス”とは絶壁の急斜面に広がっている段々畑です。
これによって耕作面積を増やして様々な農作物を作っていたようです。また斜面は太陽の昇る東に面していて、とても日当たりが良いことも、豊かな土壌の維持を可能にしていたそうです。
眼下に広がる遺跡や、遠くにそびえるワイナピチュ(三角の山)は圧巻。
最高の撮影ポイントです。
ジャ~ンプ![]()
久美さんと一緒に![]()
二人でジャンプした最高の記念ショットがあるのですが、久美さんのカメラにあるので、帰国後送ってもらったらすぐにupしますね。タイミングばっちりで結構笑えるんです、これが。
こちらは見張り小屋の横にある大きな岩で「儀式の岩」ご呼ばれ居ています。祈りの儀式が行われていたと考えれています。
見張り小屋を超えて、階段を降りていくと・・・
リャマにまたまた遭遇!
しかも観光客が喜びそうな最高のポジションに!!
このリャマ分かってるわ~(笑)
チップあげたいくらいです![]()
さらに階段を降りていくと市街地の入り口に到着。
ここはマチュピチュの唯一の市街地への入り口だとか。
入り口からは真正面にワイナピチュが見え、まるで額縁に飾られた絵のようです。
市街地に入ってからも撮影ポイントがあったので、久美さんにポーズをとってもらいました。
不安定な岩の上にもかかわらず手足がきっちり伸びてます!!
さすが久美さん![]()
※久美さんはピラティスのインストラクター!
大阪本町にあるピラティス&ヨガスタジオ「FUSION 」のマネージャーです。
周りの人には笑われてましたが![]()
更に進むと。。。
巨大な岩が散乱しているこの場所はかつての「石切り場」と言われていて、マチュピチュの建築物の殆どがここで切り出した石を使っているそうです。
続いて「作業小屋」です。
(上から見た写真)
石などの石材を技術者がここで加工したと考えられています。
続いて「聖なる広場」へやってきました。
ここは、「主神殿」「3つ窓の神殿」「神官の館」の3つの神殿に3方を囲まれ、神聖な儀式が執り行われていたと考えられています。
広場の中央には大きな岩が鎮座しています。
儀式の時にはここに生贄を置き、太陽の神々に祈りを捧げていたようです!
私も生贄になったつもりで・・・
って全然雰囲気出てないし(笑)
向こうのおばさん達、えらい長く休憩して全然動かないんだもん。ここが生贄が置かれてた場所って知ってるのかしらん。という私の格好もイマイチですが![]()
広場の神殿を一つひとつ解説していくと・・・
こちらが「3つ窓の神殿」
太陽が昇ってくる東向きに立つ壁に、3つの大きな窓を持つ神殿で、3つの窓は夏至の日の出の位置を完璧に示しています。
またこの窓の向かいには長方形の柱があり、その隣にたたずむ階段状の岩は、冬至の日に神秘的な現象を起こすと言われています。太陽の光を浴びたこの岩から伸びる影が「チャカナ」と呼ばれる、インカの世界観を表すシンボルの形をつくりだすとか!
こちらは天地創造の神、ヴィラコチャを祀った石組の神殿「主神殿」
小さな台形の形をしたくぼみは飾り棚で、ここに宝飾品やミイラなどが飾られていたと考えられています。
右側は地震による地盤沈下のため、少し崩れてしまっています。
これは主神殿のすぐ近くにあるひし形の石なのですが。。。
インカにとって大切だった南十字星の形をしており、それぞれの角が東西南北の方角を示しているとか!
試しに方位磁石を置いてみました。
ほぼ合ってます!!
すっご~い![]()
続いてこちらは”太陽をつなぎとめる石”と言う意味を持つ、おおきな岩「インティワタナ」(日時計)
マチュピチュの中で最も高い位置にあります。
巨石を削って作られたもので、中央には36センチの角柱が立っており、この柱の各角も東西南北を指しています。この角柱の対角線上を冬至の太陽が通過するそうです。
太陽暦を利用したインカ人が日食によって太陽が消えないようにここで儀式を行っていたとか、日時計として使っていたという様々な説があるそうですが、本当の使用方法については分かっていないようです。
インティワナ近くから、渓谷を見下ろした風景。
この階段を下りて行くのですが、壁や手すりなどないため、足を踏み外そうものなら大変!
久美さん、かなりへっぴり腰になってました(笑)
気づかれたかもしれませんが、遠くに見えるワイナピチュの形を彫った岩なんです。
そっくりですね!!![]()
続いて「メイン広場」です。
マチュピチュ遺跡のちょうど真ん中の場所にあります。遺跡の中では最も広い場所で、草花が生える中を動物たちがのんびり歩くのどかな空間。
この景色、「天空の城ラピュタ」で見た様な光景そのもの!今にもラピュタに住んでいたロボットが出てきそうな雰囲気です![]()
高さ3m、長さ7mの一枚岩で、この石には聖なる力が宿ると信じる人も多いとか。
私も聖なる力、おすそわけしてほしいな~![]()
(そんなあつかましい人には分けてもらえません!)
ここからしばらく技術者の居住区には立派な街並みが続きます。
建物の一つの中に直径60cmほどの2つの円盤型の石が並んでいました。
これは天体観測をするための石だったと考えられているそうです。
真っ青な空に、雄大な渓谷、遥かな時代を思わせる遺跡、素晴らしい景色を眺めながら進むと・・・
斜面に見える白い線↓は、駅からシャトルバスで登ってきた道路です。
こうやってみるといかに渓谷が急斜面か分かりますね。
続いて(まだ続くんかい!って?まだ続きます(笑))、こちらが「コンドルの神殿」
地面にはコンドルの頭部とくちばしを象った石が置かれ、その後方には2枚の巨大な岩がまるで翼を広げているとうに立っています。
コンドルが今にも勢いよく飛び出しそうな躍動感のある遺跡。
私も真似してコンドルのポーズ(見えへんって?)
建物の上部は牢獄、下部は拷問部屋だったといわれています!
次は「水汲み場」です。
遠い山から運ばれてきた水はマチュピチュに網羅されている水路を使って運ばれています。水汲み場は今でも水が流れ、遺跡名で働く人が利用しているそうです。
あと残り3つです!頑張ってついてきてくださいね~![]()
こちらは「太陽の神殿と陵墓」
マチュピチュ内で唯一の曲線をもつ太陽の神殿です。
↑離れた場所から見た神殿
下部が陵墓となっています。上部の弓形の壁には東と南に小窓があり、夏至の時には東の小窓に、冬至の時には南向きの小窓に太陽の光がまっすぐ差し込むそうです。
天体観測所といわれる太陽の神殿では、冬至の日に小窓から日差しがまっすぐに差し込み、それが種まきの時期の合図だったそう。1年で最も昼が長い冬至の日に種まきの儀式が行われ、人々にとって1年の始まりとなっていただそうです。
下部の陵墓の入り口には階段があり、2段目にペルー人ヘスーさんとホアンさんの落書きが残されています。
「1908年」との記載があり、これが本当ならハイラム・ビンガム発見以前ということになります!
真実はいかに??
残り2つです。ここは「王女の宮殿」
マチュピチュ遺跡では珍しい2階建ての建造物です。2階へ上るための階段は中ではなく、建物の外についている仕組み。
王女が実際にここにいたのか定かではないそうですが、きれいに揃った石を用いた精巧な石組みのレベルの高さをうかがえば、王女でなくても王族などの高貴な人の建物だったと考えられるとか。なるほど!
最後になりました。
王女とくれば・・・・、ですよね。
最後の遺跡は「皇帝の部屋」です。
太陽神殿と同じエリアにある建物で王の別荘とも呼ばれており、インカ王がマチュピチュに訪れた際に利用したといわれています。
この部屋を皇帝が使用したという確たる証拠はないそうですが、太陽の神殿に向き合って立ち、重厚なつくりに二重の扉があること、石組の美しさに加え、遺跡内唯一のトイレがあることから、皇帝が利用した部屋だと考えれているそうです。
はい!これで終了です。
皆様お疲れ様でした~![]()
これだけの遺跡をじっくり見学するには最低2時間半、私たちは写真も沢山とりつつ、ガイドブックとにらめっこしながら回ったので3時間半ほどかかりました。
さすがの久美さんもちょっとお疲れのご様子??
二人とも興奮しまくったからな~(笑)
でも考えてみたらそりゃ疲れるはずです!
久美さんにいたっては日本からの長いフライトで(あまり眠れなかったとか)到着翌日からメキシコシティ近郊のティオティワカン(ラテンアメリカ最大の都市遺跡)を観光して、翌日はメキシコシティ観光、その夜中に飛行機で飛んで翌朝にリマ→クスコに入って、寝ずにクスコ観光。
翌朝マチュピチュという超超ハードスケジュールだったんです![]()
※それぞれはまた別にUPしますね。
この遺跡を見学してまず何に驚いたかといえば、この2400mのアンデスの山奥に、どうやってこれだけの多くの岩を運んだのかということです!
インカ文明には車輪や滑車が存在しないにもかかわらず、彼らは巨大建造物を数多く築いています。現代の最先端建築機械を用いたとしても、それらに使われた巨大な石を動かすことは容易ではないそうです!
では、100トン、200トンもあるような巨石をどのようにして運んだのか?
確かな答えは出されていません。
あくまで大量の人員投入による力任せの作業だったのではないかという説が有力だそうです。
実際、運ばれた巨石には地面をひきずった磨耗跡が残されているからです。
傾斜10%の坂道で、150トンの石を動かすためには、なんとおよそ2400人もの人手が必要だったと試算されるそうです![]()
インカ帝国の巨大建造物はの存在は、インカ皇帝の絶大な権力と驚くべき動員力を証明するものに他なりません。
しかし、なぜそこまでして、このような空中都市を彼らはつくったのでしょうか。。。
およそ500年前、16世紀半ば、インカの人々は高度な文明が栄えたマチュピチュを残し、さらに奥地へと消えてしまいました。その後400年以上にわたって人の目に触れることなく、1911年にアメリカ人歴史学者ハイラム・ビンガムが初めて見た時には、草に覆われた廃虚となっていたそうです。








































































































































































































































































































